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【白の展示会】作品紹介

『白の展示会』
( 2020年発行 / 文庫 / 114p / 500円 )
現代小説の短編集です。
試し読みはこちらの記事をどうぞ。

進路に悩む学生は「白」を展示する不思議な会場に迷い込み、
好きな物を共有できない孤独な大学生は、美しい空を通して人と関わり、
仕事と立場に疲れた女性は、冬を生きるサボテンに自らを重ね、
強さとは何かを考える文芸部の少女は、迷いながらも文字をつづる。

様々な悩みを抱える女主人公達が、途方に暮れながらも、前向きに歩んでいく物語集。

収録作:
「白の展示会」…過去の文学フリマにて配布した掌編
「空をとかす」…空アンソロジー収録作「なの花色のランプビーズ」改題
「真冬のサボテン」…過去の短編
「コトリの進化」…書き下ろし

四作品とも冒頭を試し読みできます。→★試し読み