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【旅する鉄塔】作品紹介

『旅する鉄塔』
( 2018年発行 / 文庫 / 68p / 400円 )
※「恋する鉄塔」から改題&表紙を新装しました
★試し読みはこちらをどうぞ。

すべての塔好きに贈る、塔たちのものがたり。
様々な『塔』を主人公にした、ファンタジーっぽい読みきり短編3本を収録した短編集です。
さびしい話、にぎやかな話、そしてかなしい話に、じっくりと浸ってみてください。

<収録作>
◆『さびしがりな灯台の話』
…孤独がつきものの灯台なのに、ものすごい寂しがり。
 灯台はクモやビニール袋といった近くのモノ達に、友達になってくれと話しかけますが…。
 他者との会話を通じて、灯台が自分の持っていた「つながり」に気づくお話。

◆『時計ネコ』
…自信家の立派な時計塔がいる町に、かわいいネコがやってきた!
 時計塔は自分よりチヤホヤされるネコに嫉妬して、とんでもない行動に…!
 町を巻き込んだ大騒動のお話です。

◆『恋する鉄塔』
…ある日、受信塔はノイズまみれの不思議な『歌』を聞いた。
 その声に恋した鉄塔は、声の主を探し出すと決心した。
 大きな鉄塔の小さな恋を描くお話です。

3作すべて冒頭を試し読みできます。→★試し読み