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ヴィクトリアマイルの中間見解(先週のNHKマイルは3連複6点で的中!)

こんばんわ。今日は私的ヴィクトリアマイルの中間見解について書いていきたいと思います。

まずは直近の推奨馬の好走実績から。

©競馬は100%勇気

先週書いたケンタッキーダービーの記事がいつもの4倍以上のアクセス数になっていて驚きました。やはりみなさん海外競馬の情報は欲しいですよね。色々ニーズについても理解できた部分もありますので今後も海外競馬の見解についても書いていきたいと思っていますのでお楽しみに。

特に宣伝もしていないのですが、ちゃんと記事を書けばそこそこ多くの方にご覧いただけるということもありましたので、自己紹介を簡単に。詳細はプロフィール欄をご覧いただきたいですが、毎週中央競馬の全レースの予想を休まずやっています。(出張等がない限り)その中で自分なりに期待値がある、妙味があるという馬をこのnoteに毎週記載しています。穴狙いが多いので的中率に自信があるわけではないですが、自分なりの妙味のある馬を淡々と狙い続けるスタイルです。自分の予想の紐に加えようなど使い方や予算に柔軟に対応できるように1つのレースに1頭挙げるスタイルでやっておりますので、是非ご活用いただけると幸いです。

先週のNHKマイルはジャンタルマンタルが作りだすペースへの追走力という観点でロジリオンをピックアップしたところ上手くいきました。今週もがんばっていきたいと思います。

【ヴィクトリアマイルとはどういうレースか?】
ヴィクトリアマイルは一言で言うと、高速決着、瞬発力をとにかく求められるレースです。昨年の予想記事にそのあたりについて書いてあるので是非すぐ読めますので見ていただけると幸いです。

早い上りも必要だが、持久力含めた総合力を求めれるレースである安田記念とはレースの質が基本的には違います。8F戦の中で、3F目~5F目でラップが落ちて中だるみができ、また最後の3Fで早い上りを求められるという特徴があります。過去のラップを振り返ると、アーモンドアイやグランアレグリアが勝った年は、この中だるみがそこまで時計が落ちていない非常に質の高いラップなのでそれを楽勝したこの2頭は以下に能力が抜けていたかというのがわかります。

<VM:過去3年の3F-4Fー5Fのラップ>
2023 11.1-12.0-12.3(ソングライン)
2022 11.4-11.6-11.7(ソダシ)
2021 11.6-11.7-11.6(グランアレグリア)
※グランアレグリアの年はこのラップで中間耐えて最後にすごい脚を使っているので本当に化けモノです。

<安田記念らしく流れた年の3F-4Fー5Fのラップ>
2021 11.6-11.5-11.4(ダノンキングリー)
2020 11.2-11.5-11.6(グランアレグリア)
2019 11.4-11.3-11.2(インディチャンプ)
※Bコース初日のVMと使い込んだ安田記念の時期では馬場が違うので単純な時計比較はできませんが大きな傾向として捉えてください。インディチャンプとダノンキングリーの年はVMがラップが落ちるところをむしろ加速しているのが特徴的です。(ソングラインが勝ったここ2年はVM的流れなのでデータからは省きます)

VMでは負けるアエロリットがなぜ安田記念では好走したのか?というのはこの両レースの本質の違いにあると私は考えています。

【大きな傾向に合う今年の該当馬は?】
まずは、ナミュール。中盤緩んで最後に脚を使うという流れは坂を上って下りる京都のマイル戦と似たようなラップになります。そういう意味でマイルCSを勝っているナミュールは最有力と言わざるを得ない。

そしてマスクドディーヴァ。前走の阪神牝馬Sも非常に緩い流れから最後の決め手比べになり、完勝しました。横の比較からもこれも有力と言わざるを得ないでしょう。馬券的に両者を消すというのは難しいと思います。(闇雲に穴だけ買えば良いというわけでもないので、強いものは強いと認めるのも大事だと思います。)

【両馬の不安点は?】
ただ2頭にも不安要素はあります。まずナミュールは検疫の関係で10日競馬になること。トレセンで仕上げられるのはわずかな期間のみです。それはどう考えてもプラスの要素ではないですよね。そしてマスクトディーヴァは出遅れのリスク。東京新聞杯くらいで遅れてしまったらそこでジエンドかもしれません。その観点ではもう1頭、どちらが跳んだ時に軸とできるようなできれば穴馬をみつけたいところです。

【今年のVMでの穴の探し方】
VMの大きな傾向はわかった、じゃあ上記の2頭以外に信頼できる馬は、「ウンブライル!」

もちろんそれでもいいかもしれません。確かに早い上りも使える馬です。ただ今年のVMならではの特殊性ということにも目配せが必要だと思います。今年のVMの特殊性、それは「めちゃくちゃメンバーレベルが低い」ということです。正直これをG1と言っていいのか?とすら個人的には思います。そういう観点では、大きなVMの傾向を理解しつつ、もう一ひねりができそうです。

【今年のVMにおける仮説】
VMの大きな傾向と(中だるみからの上り勝負)今年のVMならではの特殊性を踏まえた上での個人的な仮説は以下です。

今年のメンバーレベルだと、
中だるみラップの挙句の果てに、
前がそのまま残るようなレースになってしまうのでは?

現状厳しい流れを作りそうなペースメーカー的な馬もいまいち見当たらず、先週のジャンタルのように強気に仕掛ける馬もいない。そうなると前受した馬の中で一番タフな馬が頭は上記2頭に取られるかもしれませんが、馬券圏内には残るといった可能性を感じます。(ソダシ的なイメージ)

その中で一番に推したい馬がこの馬です。

「ドゥアイズ」

前走完敗だったことで一気に人気を落としそうですが、前走は出遅れ、スローペースと敗因は明白です。ゲートが全てだったとムルザバエフ騎手も言ってました。3走前は前受して上り最速の33.1を使って2着。相手は中山記念を勝った馬。そして注目すべきは2走前の洛陽S。ほぼ最後方にいた2頭がど追い込みで2着、3着。前受した馬たちがひどい着順になった厳しいレースでした。その中でこの馬は中団から上り34.3で1着。非常にタフな競馬を競り勝ちました。なおこのレースを同じような位置取りだったボルザコフスキーとワールドウィンズはその後六甲Sで2頭同時に飛び込んで大穴を空けています。今回のメンバーの中では絶対にチャンスがある馬です。

今回は上記仮説に則り、ドゥアイズ(推定9番人気)を波乱の立役者として狙ってみたいと思います。

最終的な買い目は、最終追切などを見極めてからアップします。

では週末をお楽しみに。




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