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推しへの“好き”の気持ちを守りたいオタクの話

『SNSが発達してきたな』と個人的に実感したのは、私が高校1年生になった時でした。

mixiや前略プロフィールしかなかったところに突如現れた“Twitter”(現X)。
新しいものには興味しかない私は、友達の中で誰よりも早くアカウントを作成しました。その時、自分のフォロー欄をフォロワーも見ることができることを知らず、友達に“壇蜜”をフォローしていることがバレました。(どうでもええ)
話は戻り、Xはポストだけでなく、今やまるで検索ブラウザのように使う毎日で、オタク活動を進める中でも使用頻度の高いものでした。

中学生の頃、韓国アイドルが好きだったのですが、その頃もちろんXはまだ無くて。
じゃあどうやって情報収集していたかと言うと、熱烈なファンの方のブログを毎日確認するという超〜〜〜〜マメな方法でした。(中学校から帰宅して即PCを開く毎日を送っていた)(勉強しろ)
その方はほぼ毎日現場の写真をアップしてくれていて、その度にワクワクしてすごく楽しかったのを今でも覚えています。
自分が「この人から情報を得たい!」と選んで情報収集していました。

私は社会人になってから、今好きなアイドルグループのオタクになりました。今回のオタク活動でメインに使い始めたのがXです。
トレカの取引アカウントを作成した後、別でオタクアカウントを作りたいなと思って作成しました。
アカウントを作ってから、2年ほど経ちましたが、アカウントは作って良かったなと心から思います。
それは、全国各地のファンの方々とお友達になれたことが1番大きいです。
あの頃は、1人PC画面に向かってニコニコ満足する毎日で、『かっこいいなぁ』とかいろんな気持ちを共有するできる人は誰1人おらず、寂しさを感じていました。
でも今は、たくさんのお友達ができました。年代はバラバラですが、“同じアイドルが好き”というただ1つの共通項のみで、繋がることができました。むしろそれだけで十分です。まだ会ったことはありませんが、リアルタイムで同じ番組を見て感想をポストしたり、時にはオタク関係なくお友達の誕生日をお祝いしたり、本当に楽しくて、私のオタクライフはXがあったからこそ、今こんなにも色鮮やかに染まったのだなと思います。

しかし、最近そのXがトリガーとなり、たくさん集めたオタクグッズを整理する事態となってしまいました。(CD、DVD、雑誌、トレカ、ぬいぐるみ、ペンライトが入っている段ボールが部屋の隅に置かれている状態です)

Xにはいろんな人がいます。
いろんな意見を目にします。
もちろん、自分が好きだと思う人や興味のあるアカウントしかフォローしていません。
でもたまに、不本意に、見たくない、知りたくもないようなポストも自分の目に入ってしまうことがあるんです。(今ある“おすすめ欄”がそのひとつです)
そういったあまり見たくないポストが、最近なぜか私の目に多く留まり、私の中でモヤモヤを増加させました。(ポスト内容は控えます)

私の性質上、感受性が豊かすぎるため、関係ない自分が傷付いたり不安になったりすることが多くて。

それらが私の純粋な“好き”の気持ちを邪魔してしまったんだと思います。
私が知りたいのはアイドルなのに。
私が見たいのはアイドルなのに。
昔は、純粋に“好き”だけの気持ちで、アイドルを応援できていたのに。

そういったポストが目に入らないように、自分でも事前にリスクマネジメントをしておくべきでした。
そこは脇が甘かったなと思います。
それに、そもそも気にしなければ良かったんです。自分が気にするべきことでもなかったんです。それをぐるぐると考えてしまうのは私の性質で、無意識にしてしまったことは反省しています。

Xはお休みしようと思いました。
アイドルを“好き”でいる気持ちを守るためにも。

P.S.助手席トーク会が当たったら、ゾンビのように生き返るかもしれません。

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