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【感想】エリステ②現地で浴びた!

3月14日、わたしは初めての駅に降り立っていた。きょろきょろ、うろうろしながらなんとか劇場にたどり着き(めちゃくちゃ駅近でした)、そこでハッとした。ここにいる人、みんなエリステみるんだ……。



読んでくださっている方、はじめまして。
たちばなこのみと申します。

リリース日からエリオスライジングヒーローズを毎日欠かさずやっていて、命が大変助かっているタイプの人類ですが、今までステには触れたことがありませんでした。
というか、エリオスがリリースされる前から結構長い間2次元のオタクをしておりましたが、2.5次元の舞台に触れたことは一度たりともなかったのです。


ところが、

昨年末のエリステ①の無料配信を観てしまったことで事態は大きく変わりました。
(気になる方は下の記事に。読まなくても全く問題ないです)

現地、絶対に行く。そう決心したわたしはチケットをもぎ取り、いそいそと劇場に足を運んだのでした。



シアター1010




以下はそんなこんなの第二弾現地初見感想です。
前回の記事と違い、一度しか観れていないのと、その場で感想を打てていないのと、なにより現地故の興奮により全てが朧げなので拙い感想となりますが、ご了承ください。

でもその前に、オタクのスペックを少しだけ紹介させて欲しい。
【わたし という人間】
*西横並びに箱推しのオタク
*とにもかくにも「セクター」の括りが大好物
*原作本編3部2章およびリンクストーリー『LOST ZERO』済
(記事内にネタバレがありますので、気になる方は続きを読むのをお控えください)
*エリオスRが好き
以上。


まずは率直な感想から。
「ウエストセクター……大好きだ……………」

ずっとこれだった。いや、別に舞台見る前から大好きだったよ? 大好きだったんだけどこう、もうひとつ背中を押してもらったというか、大好きが溢れてくるというか、それしかないというか……。
わたしは2章を読んでからずっと、ウエストセクター研修チームが好き。ディノが入ってきてからも好き。ろくでなしと二つの足枷のときも、ゲーム仲間のときも、頼れるチームメイトのときも、全部全部好き。大好き。
それがこう、再確認できて、それがとてもとても幸せな時間だった。泣いた。最高だった。



詳細な感想
キャラクター毎の感想は下にまとめるんだけど、それぞれがそれぞれに個性、特性、他との『違い』みたいなのを明確に表現していて、本当にそのキャラクターだった。これすごく難しいんだけど、舞台だから違うところもあるの。声も、身長も、言っていることも……。でも『その人』なんだよね。お芝居ってすごいね。多分細かい演技の賜物なんだと思う。ありがたい。


そして初現地。すごかった……。
配信と違うところは大きく2つ。

①どこ見ればいいかわかんない
カメラのズームがないので(そらそうだ)どこを見ればいいかわからなくて、ワタワタした。あちらで演出、こちらで演出、なんなら結構舞台を降りてくる……で目が全然足りない。だからオタクは通うんだなって理解した。途中舞台の端の方の人が気になって話聞いてなかったりとかもあった(集中力がないため)。話わかるからエリオスのステでよかったね。エリオスのステじゃなかったら現地行ってないけどね。

②隣に観客がいる
隣に自分と同じ観客がいる。これ、すごく楽しくって。上記のように広い舞台で色々なことが一気に起きるから、一度に全部の要素を楽しめるわけではない。でも、なにか面白いことが起きてたら周りが笑ってるの。だから気になって見渡してみたら、キースが滑り落ちてた。笑った。
観客が全員味方で、みんなで楽しんでる感じが初めての感覚で、とっても良かった。ライブシーンでも上手に声出せなかったけど(慣れてないから……)声があった方が楽しいのはわかるから慣れていて声出せる司令に大感謝していた……こ、声出せるようになりたい……_(:3 」∠ )_


アクション
相変わらずすごかった!!!
っていうと前回と変わってないみたいだけど、進化してる!!!!! 人間ってそんな動きできるの!? の繰り返しすぎて、3時間の間に激ヤバアクションが見慣れてくるという贅沢。劇場を出る頃には人間の足って人の頭くらいまで上がりますよね? になってた。上がんねーよ。

セット
今回は滑り台!!!!! いろんな人が滑ったり落ちたり登ったりしてたけど、大変そう……という反面、めちゃくちゃすごくて感動していた。特に途中ビリヤードの台になったとき何かと思った。発想が面白すぎる。すごくない? すごいよ……
落ちていくキースには笑った。てかほんと、すごいよ。楽しいセットだよ……。
カーテンとかもそれぞれ違ったり、とにかくアシンメトリーなのも面白かった。映し出される映像とのコラボレーションも良かった。すごかった……。

演出
相変わらず観客で遊ぶのがお上手で……ってずーっと感心していた(誰目線?)演出にいないはずの生身の人間を使ったり、ジェイの影が出てきたり、回想シーンでアカデミーの制服着てる人たちとの交錯とか、本当に面白かった。すごかった。おもろ……。
サイコキネシスの表現どうするのかなって思ってたんだけど、背景に映る光の感じが現実に綺麗に反映していて感動した。すごすぎる。

台詞 / ストーリー / 脚本 / 構成
今回も良かった……。 2章と5章を混ぜながら、それでもディノが帰ってくるところまではやらない、という構成にへ〜ってなったし、オリジナルも相変わらず面白い。特に最後の、ブラッドに内緒でウエストのルーキーにだけ手柄を共有して、そのまま帰ろうとするキース、最近のメンバーに甘いキースを彷彿とさせてニヤニヤしちゃった。
もちろん今回もちゃんとギャグもあって、ジュニアが陸の上を泳いでいたりしたわけなんだけど、めちゃくちゃよかった……。メタ発言可愛い。陸の上泳いでるジュニアも可愛いよ。
あと前回のエリステの内容を引き継いでいるのも素敵だな〜って思った。エリステ①観ててよかった、と思うのと同時に①観てなかったら現地来てないけどな、と思うなどした。
「帰ったら全員厳罰(?)だ」「メンターリーダー様が保証してくれるぜ」みたいなの、あまりにも刺さって最高だった。ブラッド、とってもあつい。
原作にはない「ミラクルトリオは3人、ウエストセクターも3人」の演出が良すぎて終わってしまった。原作やってればもう過去のことである3人のウエストセクターが、いま目の前で舞台の上に立ってた。本当に良かった。ありがとうでいっぱいです……………。

ショー / ライブ
行くまでは歌って踊るキースが想像できなくてちょっとドキドキしてたんだけど、始まってみたら真剣すぎる表情と鋭敏すぎる動き(力抜くとこは抜いてたけど)が、まるで戦っているみたいだと思って、この人喧嘩のセンスが良くてアカデミー入学してヒーローになったんだな、と思い出した。顔も微笑んだりはしないでキリッとしてるからそういう敵への攻撃みたいだった。本当は出してるんか、サイコキネシス。
戦うように踊るキースに対して、フェイスは綺麗な動きが多くて、魅せるように踊るなって思った。あれはおそらくクラブでたまに踊ってるフェイス。踊り方が指先までフェイス。ジュニアは跳ねるように元気いっぱい! に踊っていてとってもよかった。ジュニアだった。フリ入れてるジュニアとか想像するとめちゃくちゃ可愛いね。


ということで、今回も最高に楽しかった!!!
東京千穐楽お疲れ様でした。
京都の公演も全員が怪我なく笑顔で終われますように、お祈り申し上げております。
本当にありがとうございました。

『-THE EAST-』(そんなタイトルなのか?)楽しみに待ってるから‼️‼️‼️‼️‼️





以下、キャラクターごとの詳細な感想とも言えないような呻き

・キース
キースだった……キース脚長いのわかる。眼差しが鋭かったり、鈍かったりするのわかる。最後の最後、挨拶のあとに最後に舞台を去るキースのちょっとだけ頬を緩めた表情と背中、あまりにもキースだった。
あと! Twitterであげてるフェイスとの花イベポーズのスクショ!!! 命が助かった!!!!!
リンクストーリー履修済のオタクだから、対イクリプス部隊についてキースが物申すときに「まあお前もいずれ所属するんだけどな、」って思うの最高すぎた。ふふ。

・ジュニア
元気いっぱい! で最高でした。髪の毛がツルツルサラサラで「うわ……(褒めてる)」と思った。声が原作より少し低くて「ジュニアも声変わりしたらこんな感じになるのかな……」って勝手に妄想していた。あとご挨拶の時にロンダート? してて可愛かった〜! 有り余る元気! レオナルドライト・ジュニア! って感じだった。
あとビリーワイズを背負えるのはシンプルにすごいね。どういう筋肉?

・フェイス
まず、声がアーサーくん。
気怠げだけど激しくて、フェイスだった。特に序盤の紹介のところの「気持ちよくいかせてあげるよ🎶」が超激しくて「そういやこの人、聴く音楽ジャンル幅広いんだったな……」になった。
おチビちゃんのこと放って置けなくて、罪悪感もあって、入所すぐに死の淵に立たされること、その後の6章、バレンタイン、2部3章なんかを思い出して感慨深くなっちゃった。この人が将来対イクリプス部隊に挑戦してみたいって言うんだ……。良すぎる。大好き。

・ブラッド
前回に引き続き最高でしたありがとうございます!
本当にすごいと思ったのは、原作でディノがブラッドに対して「昔はあんな表情わかりにくくなかった」みたいなことを言っているんですけど、まさにその通りで、追憶になった瞬間、表情筋が柔らかくなるのがわかったの! わたしはずーっと感動していました。
特にミラトリ3人でいる時は表情に「同期大好き♡」って書いてあって良かった。だからこそ、ステのブラッドはキースを叱りながら単身でフューチャーランド行っちゃうんだ……。この件に関してわたしは「鳴く蝉より鳴かぬ蛍が身を焦がす」という言葉を思い出しながら、それでも帰ったらサウスセクターの3人に叱られていて欲しいと願うのでした。アキラみが強すぎる。可愛い。

・ビリー
声が中島ヨシキなんよ。
改変のおかげでウエストセクターのルーキーが死の淵まで連れて行ってしまって大変申し訳なかったです。君もなりますか? ウエストセクターのルーキーに。と思いながら、あまりにもビリーワイズで。ライブパートの盛り上げに来てくれるのも可愛くて、めちゃくちゃノヴァ博士との会話も良くて。もちろんヒーローだし、ストリングスの表現も天才で。
イーストセクター、揃え……(気が早いよ!)とお祈り申し上げてしまった。パイセンをおちょくるこのビリーが見たいよう!!!

・ディノ
ヒーロースーツ実装されてるんかい! てか帰って来ないんかい! とか色々なった。流石に5章までは多いか……。
てかめちゃくちゃディノアルバーニでした。元気なところも、同期や仲間がだーいすきなところも、たまに見せる物憂げな表情も、全部、全部良かった。
早くピザたくさん食べて欲しい……………。

・ゼロ
わたしはゼロチャン頼むから助かってくれ、ウエストセクター入る?(まだいるっぽいし)という思想のオタクなので、ゼロとディノが両方いる演出めちゃくちゃアガった。強いゼロにディノが見えたシーン、本当に……うぎゃあ……………となった。早く幸せになれ……(原作への祈り)

・ノヴァ
相変わらず幸と体が薄くてポキっと折れちゃう感じがノヴァ・サマーフィールドすぎた。体幹がない人の動きをする。あと常識がない発想と喋り方をする。(褒めてます)今回ジェイがいない分、ゼロについて語るシーンが増えていたんだけど、シオンさんのことを思い出しちゃったりするのだろうか、と少し悲しくなったりした。あと役者さんご本人がすごく楽しそうに盛り上げてくださって、見ていてとても嬉しかった。

・シャムス
戦いのシーンの「シャムスだぜ!!!」感。イカレ具合と、人間らしさの共存の表現。あとなんか、シリウスの無茶にぽかんになってるところ、全部シャムスで良かった。キレながら突っ込んでていつも大変だね……と思いながら見ている。エリステの裏主役だと思っているので、楽しそうにしてくれているとわたしが嬉しい。

・シン
相変わらず歌がうまくて笑えた。あのるんるん気分屋さん🎶 みたいなところとぶっ殺す!!! みたいなまっすぐな殺意と、毒の使い方みたいなのが共存して恐ろしいくらいに妖艶。人を魅了しちゃうんだね。シャムスのことは嫌いなんだね、可愛いね。

・シリウス
CV櫻井さんでしょマジで。
今回増えた最後の白い人。結構なアドリブぶっかまして他2人を振り回してるの、あまりにもシリウスで面白かった。1番の気まぐれはあんただ。
立ち振る舞いから感じられる強さと威厳、なのにそれに反するような親しみやすさ? 両方感じられて、シリウスに対して恐怖を覚えるとともにそれを表現する役者さんってすげえや……ってなりました。



フライヤーもらえるっていうことすら知らなくて
小さい鞄(3周年バッグ)で行っちゃってごめん



ここまで読んでいただいて、ありがとうございました!

本当に良い。アクションステージエリオスライジングヒーローズ。ゲームエリオスライジングヒーローズとともに永遠(とわ)に続いて欲しい。
まずは第三段、お待ちしております。


おわり!