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東大落ち医学部は人生蘇生になるのか?

 こんにちは。noteでは初めての投稿になります。拙い文章であることご了承ください。まず私の自己紹介をすると、
現役→東大大差落ち、後期某国立大に合格し進学(併願校:早慶理工❌、SFC・理科大共テ⭕️)
一浪→東大大差落ち2、後期某国立大医学部に合格し進学
で現在は某国立大医学部に通っています。

 本題に入る前に語句の解説をします。東大落ち医学部とは、私のように東大理1、理2に不合格で後期国医や私医に入学する人のこと、人生蘇生とは人生おしまいさんの状態から“人並み"の人生に復帰することを意味します。

 さて、対象者にはいくつかのクラスターがありますが、私のような社会(就活)不適合の人間について考察します。東大に不合格になると主に次の進路があります:
(1)滑り止めの早慶理工に進学
(2)後期国立理工に進学 
(3)予備校に通い浪人
(4)滑り止めの大学に進学し仮面浪人をする
(5)滑り止めの医学部に進学
 現役の場合(1)、(3)が多数で(2)、(4)が少しずついるという感覚でしょうか。(1)や(2)は本稿では飛ばします。なぜなら、早慶理工や後期国立に通っていてこの記事を読んでいる皆さんは全員(4)でしょうから。
 (3)は素晴らしい選択肢です。"+1"して栄光を勝ち取り、The University of Tokyoに魂を売りにいきましょう。
 (4)はリスクマネジメント的にはかなり良い選択肢だと思います。ただし理系仮面は相当にいばらの道です。よっぽどの体力がない限り休学して受験勉強に勤しんだ方が良いです。文系仮面は最高です。スカスカな時間割を受験勉強でどんどん埋め、周りで大学生活を謳歌している😁に差を見せつけていきましょう。え、落ちた時滑り止め大卒になるのが怖いって?大丈夫です。(卒業までに)チャンスは4回もあるのですから。
 そして問題の(5)に入る前に、少し頭の中を整理してみましょう。東大を諦めるとはどういうことか、皆さんよく考えてみてください。あの、天下の東京大学です。The university of Tokyo。日本の最高峰。歴史を感じさせる重厚な建物の数々。国内最高の研究施設。充実した学生施設がある環境。駒場、本郷という東京のど真ん中にあるキャンパス。そしてなによりも✝️東京大学教養学部理科一類✝️(理科二類)という称号。ああ、なんて美しいんだろう。日本語を学んでいて本当に良かったと思わせられる響き。これでも自分に抗うならば東大のホームページを隅から隅まで見てみてください。あるいは、首都圏に住んでいるならばキャンパスを訪問してみましょう。きっと、"分かる"でしょう🤡

 こんなにも魅力あふれる東大を、いや東京大学様を簡単に諦められますか?人生は一度きりです。死んだら終わりです。無です。慈悲はありません。後悔しない人生を送るには東大を諦めるなんてことは普通の人間ならできないはずです(悲しいかな、我々は既に普通ではないのですが)。
 そんなことを書かなくても皆さんはもうお分かりでしょう。皆さんの魂が、東大を諦められるのですか?自分の魂に聞いてみてください。東大以外行っていいのか、と。一生学歴コンプに苦しみ、悶絶し、暗闇に封じ込められる未来。どんなに社会的に成功してもずっと付きまとう苦しみ、絶望さ。
 これは東大に入学しないと絶対に消えません。しかし、それに対抗する手段として医学部は一考の余地があります。なぜなら権力の格として医師免許は東大卒に匹敵するからです。我々は絶対にそうだとは考えませんが、社会的に見るとそれは現実です。ああ、狂った世界で助かった、そう思い込みましょう。しかも、いざとなれば医師免許を取った後に東大に入学することもできる訳です。東大→医学部の実現可能性は実家の太さに依存しますが、逆であれば自分で稼ぎつつ合法的に東大に何度でも挑むことができる訳です。最終手段も用意され、社会的格も得られる。しかも難易度は東大より優しく実質滑り止め。東大を受験しただけで我々はとんでもない手段を手に入れてしまった訳です。この世界を、共に喜びましょう。たとえ今東大に受からなくても人生は蘇生できるのです。

結局東大落ち医学部はアリなのか?

 今すぐ東大に行きたい人は絶対にナシです。何浪してでも東大に行け🫵🫵🫵
 今すぐじゃなくても良いという人にとっては、人生蘇生の手段としてはアリどころか当然やるべきです。社会に出て学歴コンプに苦しむまでの時間を猶予することができます。いざとなれば再受験もできますしね。あ、医学部で仮面はくれぐれも考えない方が良いですよ。失敗して留年→放校になったらいよいよ人生が詰むので。では。


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