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私がIMAT(国立イタリア医学部入試)に2位で合格するまでにした入試対策のすべて。

Ciao! イタリア国立医学部生のNobuです。

IMAT(イタリア国立医学部入試)の2023年度のNon-EU枠の実質倍率は9.6倍となっており、実際にNon-EU枠での日本人の合格者は少ないのが現状です。

IMATに合格するためには、抜かりのない入試対策と入試戦略が重要となります。入試対策の教材が日本の大学入試とは異なり不十分で、合格するための勉強をするのが難しいです。

私は試行錯誤を繰り返しながら、独自の勉強法を確立し、4ヶ月の入試対策の末、イタリア国立医学部のNon-EU枠に2位で合格することができました。

この合格体験記がこれからイタリア国立医学部を受験する方のお役に立てれば幸いです。




IMATの合格は医学部での知識ではなく、地道な努力の結果

最初に断っておきますが、私は海外医学部に通っていたからイタリア国立医学部に合格できたわけではありません。

IMAT(イタリア国立医学部入試)の試験科目は多岐にわたりますし、東欧医学部の入試より難易度も高いです。

たしかにIMATで問われる生物(Biology)の医学分野などは知識があるので有利でしたが、医学部受験をした頃からだいぶ時が経っていたので、その他の理系科目が壊滅的でした。

他にも、論理的推論(Logical Reasoning)や一般常識(General Knowledge)は癖があり、苦手意識がありました。

そんな私が高得点でIMATに合格できたのは、徹底的に過去問分析をおこない、出題傾向の把握や設問の問われ方を極め、弱点を克服した入試対策のおかげです。

後述しますが、IMATは得意分野を伸ばすだけでは合格できません。苦手分野や弱点を克服しつつ、オールマイティに戦えなければなりません。

この合格体験記では、私がした入試対策のすべてをお話しします。


私がしたIMATの入試対策のすべて

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