禁酒と読書量
禁酒から30日が経過した。
実際は禁酒、とか偉そうなものではなくて、「できるだけ飲まないようにした」ってところ。つか普通に減酒ですね。連続禁酒記録は11日間で、30日中22日飲酒しなかったんだけど(73%)、自己評価としては、AからEの5段階評価で甘めのB。せめて80%は超えないと。
浮いたお金は、一日酒にかかる金額が600円程度(ビール500mlを1本、ウイスキー100mlとウィルキンソン炭酸水500mlを1本)として、13,000円ほど。単純に年換算で年間で156,000円。この調子で続けることができれば、1年ごとにiPhoneが1台新調できる。または1年に1着、少しいいダウンジャケットが買える。
一方で、先日小学生向けドリルや参考書を買いに行ったんだけど、子が欲しがるものや必要なものを合わせるとあっという間に1万円近くになった。子の知的好奇心を高めたり満たしたりすることに使う1万円と、オッサンが酒を飲んで少し気分が良くなるため(実際はそんなに良くならないけど)に使う1万円。どちらが有効で合理的かは論を待たない。
それから、この30日間で、久しぶりに本を2冊読むことができた。少ないと言うなかれ。オジサンは子を迎えに行ったりYouTubeで筋トレ動画を見たり眠かったり忙しいのだ。そんな中、文庫本を2冊読めたのは私にとってはデカい。
文化庁が実施する「国語に関する世論調査」に「読書量」の数字があって、
「1 か月に大体何冊くらい本を読むか」という問いに対し、47%強の日本人が本を読まないという結果になっている(平成30年、対象は全国16歳以上の男女)。
令和元年以降はこの設問は無くなったんかな?見当たらない。なのでこれが最新結果ですかね。この10年前、平成20年を見てみると「全く読まない人」は46.1%(40代は38.9%)だそうだ。
まぁ、スマホが普及して、所謂「読書」はしないが文字を追うことは結構増えている気もするんだが、読み終えたときのパタッと本を閉じるあの感じは、本じゃないと味わえない。
そんなこんなで、当面は酒を減らす(もう禁酒とは言わない)モチベーションを、私自身の読書量に求めることとしてみようと思う。月に3~4冊読むだけで日本人の上位8.6%に入れるんだからな。イージーイージー。
金や健康もいいんだけど、「金」は酒を飲まなかった分がダイレクトに貯まる実感が無いし、「健康」は禁酒との関連性がよく分からないが、「読書量」なら数値化できる(物語や内容が頭に入っているのかは別として…)。
ま、本来読んだ冊数よりも何を読んでどう感じたかが大事なわけなんだけど、とにかく豊かな脳の構築と、新たな知との出会いを目指し、読書の推進を強力に加速したい次第であります。
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