見出し画像

【印刷会社戦国時代編】文学フリマ東京をマジで盛り上げたいッス!!!ほんとオモロイことやりましょう!!!!(3)

司馬遼太郎の尻啖え孫市は名作です。


製本は素人にできねえよw

世の中には二種類の人間がいます。
本を作る奴と作れない奴。

もちろん我々は本を”作る側”ですよね。あ、優生思想とかじゃないッスよw
Wordとかそんなんでぺぺぺっと文章書いて表紙バーッてやってあいデータ完成!

そんな神業を児戯も同然にこなしてイベントに出店する才能あふれるモンスター。それが俺たち。そしてお前たち。

ところがどっこいどんな怪物にもじゃくてんはあります。
メデューサが鏡を向けられたように、八岐大蛇が八塩折を飲んだように、我々ノベルモンスターには製本という弱点があるのです。

あ、コピー本とかは別ね。印刷機でウィーンて刷ってホッチキスでガシャンガシャンするやつ。それは今回ノーカンね。

ガッツリ本にしたいときに我々は作れないじゃあどうする?

そうだ印刷会社使おう!
ってなるのね。

必要十分

俺が使ってるのはここね↓↓

とにかく安くて速いでお馴染みの「ちょ古っ都製本工房」さん。
よほどのこだわりがなければここで十分です。ってか至高。妥協みたいに思われそうだけど普通に優良印刷会社です。いつもお世話になっておりますありがとうございます。

安いからって「印刷が雑!」とか「ズレを教えてくれない!」とかってこともありません。
私は何回か「表紙めちゃくそズレてるけど大丈夫そ?」的なメールを貰っており修正しております。ご迷惑をおかけしまんさたばさって感じです。

迷ったここ使ってみておくんなまし~。

選り取り見取り

ちょっと装丁こだわりてえなあ……高所得層だしなあ……

じゃあここ↓↓

オプション盛りだくさんでお馴染みのポプルスさん。
表紙に箔押しできるだけじゃない、グッズもたくさんあるし超快足バリバリ特急製本みたいなのか使ってギリギリ間に合うみたいなことがなきにしもあらず。

文フリ当日もポプルスの段ボールは多くみかけます。大学の文芸部とかだとなおさらポプルス率が高い気がします。

ちょいとこだわってみたいとなればポプルスはオススメです!

丁寧

美しい印刷と華麗なグラフィックを追及したい求道者イコライザーの方には↓↓

文学フリマではお馴染みのしまや出版さん。かなーり昔からイベントに出店しているとこです。

やや割高ですが上質な印刷と紙質に定評があります。
綺麗な印刷にこだわりたい方はこちらがオススメです。

自供

ここでひとつ大切なお知らせです。私はちょ古っ都しか使ったことがありません。

そして印刷会社にそこまでのこだわりがあるわけではありません。求めるのはとにもかくにも安定した印刷です。
だからこんなにも情報量がスッカスカなんですね。

今や印刷会社の数は両の指で数え切れぬほどになり一億総印刷会社とも言える時代になりました。
大事になるのは皆さんの選択です。数多ある印刷会社の中から自分に適したものを選び入稿すること。この”選ぶ”という知恵こそが、我々がメデューサや八岐大蛇といった怪物たちとは異なる点ではないでしょうか。

幸運にも知性を得られた私たちです。英雄と呼ばれる者たちを叩き伏せて文学という濁流で世界を覆いつくすことが、いつかの世には絶対にできます。

というわけでちょ古っ都製本工房さんマジでいつもありがとうございます今後ともよろしくお願いします。

この記事が参加している募集

文学フリマ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?