お風呂

小茄子が「やだ、やだ。」言っています。お風呂に入りたくない、と駄々をこねているのです。

みかんは、小茄子にシャンプーハットをかぶせました。
「お風呂に入る時しか被れないかわいいお帽子だよ。
小茄子は、頭に棘があることを気にしていたでしょう？
お風呂に入れば、棘がやわらかくなって取れるかもよ。」

小茄子は、ふてくされたフリをしていましたが、かわいいハットが気に入って内心ニッコリ。

そして、ついに、お風呂へ。
チャポーン。
ふーっ。

湯舟から上がると、
洗い桶は小茄子が大好きな
ケロリンでした。
小茄子は、ご機嫌で体を洗いました。

お風呂から上がると、みかんが清潔で肌触りのいいタオルを用意してくれました。
ふーっ。
入ってしまえば、気持ちがいいのです。でも、やっぱり小茄子はお風呂がキライ。
茄子って、なかなか変われない生き物なんです。
茄子に限らず、みんなそうかもしれませんね。
やれ、やれ。