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制作ノート(番外編)お姫様の小箱5

このお話は、小箱の制作過程で、勝手に脳内で生まれたお話です。

私は、箱を作ることにした。布と針と糸は日花里さんが提供してくれた。
蓋には、とにかくキラキラしたものを縫い付けたかった。
人魚姫になりそこなった私だが、人魚姫が持つような小箱を空想した。

浜には、いろんなものが落ちているんだなあ。
日花里さんは、木箱の中に、小さなものをたくさん入れていた。そこには釘とかねじに混ざって、シーグラス、貝殻、だれかが落としていったイヤリング、ボタンなんかが入っていた。私は夢中で、それらを縫い付けていった。

パーツ

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つづく