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雑司が谷散人の街道遊歩 0141

矢倉沢往還 6日目-06 2017.5.21

どこまでいっても水路のある風景が続く、矢倉沢往還旧道沿いの街並み。

開成町の旧道

洞川と貝沢川に挟まれた低地から、矢倉沢往還旧道は切通しを上り、関本への道となる。
藪通りとも呼ばれる道。

藪通り

いわゆる足柄街道と呼ばれる道路は、大井松田インターからの県道78号だが、矢倉沢往還旧道をどこから足柄街道と呼ぶかと考えると、この向田地区のY字路に立つ道標からがいいかもしれない。
左富士道と刻まれている。

向田

竜福寺前交差点を過ぎると、関本宿となる。
矢倉沢往還旧道は県道78号となり、足柄街道の呼び名が一般的となる。
道路の標識には足柄峠の文字。

関本宿

県道78号と74号の交差点角が、関本宿高札場跡地。
その並びが本陣跡となる。
関本は矢倉沢往還の宿場と同時に、大雄山最乗寺の門前町でもあり、富士詣り、大山詣りと最乗寺詣りの旅人で賑わった。

関本宿

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