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ordinary days

はや2023年も1ヶ月が過ぎ去った。

「早いなぁ…」と口から出てくるのは、きまっていつも同じもんで、“空也上人のアレ”の様に、側からみれば、奇妙なもんだろう。

「早いなぁ」とは言ってない 空也上人像 https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2129



「南・無・阿・弥・陀・仏」の一音毎がカタチになって連なって口から出ている上人のアレのようなありがたい言葉ではないだろうが、逆説的に捉えてみようとすれば、普遍的な日常もしくは日々何かしらの活動を詰め込み過ごしていることなんだろう。

でもそれは、実は“有り難いこと”なのかも知れない。

コーチングサポート、育成指導にかんしても、日常の「普遍的なこと」をポジティブに幸せと感じる視野・視点のポジションをつくることは大事であり、医療・福祉という領域においても「普遍的」という概念は、その人の幸せの指数においてある種の基本ラインとなる。

もちろんのこと、さらに自己の理想に達することは素晴らしいことで、それは求めたいことなのだが、重い病にかかる、大きな怪我をするとそうもこうも言ってられないほどに、日常の「普遍的」な生活さえも困難になるのは、ある程度の方は今までの人生のなかで、周りの方の変化やドキュメント番組などを観たり聴いたりで想像はしていただけるだろう。

医療や福祉介護って、受ける側からすればきっかけは「普遍じゃない」状況だからだろうし、そこをなんとかしたいと思って活動しているのが、医療・福祉介護職の大半の方なんだと思う。

だから、患者さんや利用者さん自身が、そしてそのご家族それぞれの普遍的な時間・瞬間を感じていることは、自分はとても尊い時間だと考える。

「早いなぁ」という口からよくでる言葉は、そう考えると、とてもありがたい言葉なんだと思えてしまう。

さて、今日2月3日は「鬼はそとぉ〜!福はうちぃ〜!!」👹🫘

季節行事が出来る日常と、その言葉に感謝を込めて、マスクをつけながら叫ぼうじゃないか。

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