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スーパースターの兄とプレーできた最初で最後の1年が壮絶すぎた。

親愛なる兄へ。

今回こんなことを書こうと思ったのは、
この歳になってくると面と向かって感謝や本音を言うのが恥ずかしいのでここで文章にして書こうと思いました。

なんか強制的に誰かに書かせられたから書いたっていうような言い訳できるようなサービスがあったらいいのにな。。。そしたらみんなも思いを伝えられるだろうに。。。笑
なんてことを思いながら恥ずかしいけど書いていこうと思います。

兄についての詳しいことは


に書いていますが、
簡潔にいうと俺のスーパースターが兄貴です。
昔から数々の結果を残してきた。
そんな俺は兄に憧れていた。
ロナウジーニョ?
カカ?
ジダン?
ルーニー?
プジョル?
メッシ?
ロナウド?
いやいやダントツで石津優介でしょ。
兄貴>世界のスーパースター
これが俺の小学生の兄貴の立ち位置。


兄とは3つ違いだから、毎回入れ違いになる。俺が中学に入れば兄は高校だし、俺が高校に入れば兄は大学にいく。
唯一兄と同じチームになれたには大学時代。1年生と4年生。けど俺はトップチームに1年から入ることができず、兄と一回も一緒にプレーすることはなかった。

そして月日が経った今年俺は初めて兄と1年間同じチームで同じピッチで戦うことになった。
そこで感じた本音と兄の凄さと感謝を今日ここで書いたいと思います。

寄ってらっしゃい、見てらっしゃい
今回のお話は大尊敬した兄との1年間の話。
男は一体何を思ったのか。
じっくり見てってくださいな・・・・



昨年俺は兄貴とサッカーするのがとにかく楽しみだった。
サッカーを始めてからずっと憧れていた兄と同じピッチでプレーできることが何よりも楽しみで、最強の兄弟CBなんていわれなんてしたらカッコよすぎるなー。そんな二人になりたいと思っていた。

結果的に言えば最強にはまだまだだったな。順位が物語ってる。6位。もっとやれな俺らなら笑

けど昨シーズン大尊敬の兄とプレーできたことは人生の中で一生忘れることはないくらいの思い出だ。
勝つために兄と本気でプレーして本気で語り合った。幸せな時間だったな。
振り返るとさまざまな思い出が蘇る。
何が印象深いか振り返った時に何個を出てきたからそれを紹介します。笑

1つ目、練習中に胸ぐらを掴む大げんかをしたこと。
練習中にある発言がきっかけで大げんか。
チームメイト5人がかりで押さえつけらえる兄貴。
3人がかりで押さえつけらえる俺。
これは兄と俺の体重差が抑える人数を物語ってますね笑
あんなに本気でぶつかり合うことは私生活ではまずないし、口悪いけどあの時だけはマジで兄貴を本気で殴りしばいてやろうと思った笑
そんだけまぁ本気でサッカーしてたってことだな。社会人になって胸ぐら掴むほどの喧嘩ってまぁやらないでしょ。笑
俺は練習終わってからが兄貴はすごかった。
すぐにチームメイトに練習の雰囲気を壊したことを謝り、練習終わって家に帰ると兄貴から「ごめんな」って謝ってきた。俺は絶対俺から謝らないって頑なに決めてたけどそんな自分がダサってなった。それと同時に兄の偉大さを痛感した。
そのあとは一緒にお風呂に入り、裸で語り合うというキモい行動をしてました。なんだかんだで仲良しですね。笑

2つ目、全社予選で兄の2ゴール
そのうち1点をアシストできたこと

兄弟で取った最高のゴール。
まぁ俺が打ったシュートがキーパーに弾かれて兄が詰めたから正式なアシストかわからないんだけどね。笑
アシストってことにしといてくれ。

やっぱ兄貴はかっこよかった。
兄貴が点を決めた時が何より嬉しかったな。
こぼれ球2発って持ってるよなー。

終わった後に撮ってもらった写真はめちゃ思い出深いな。


3つ目
これがラストかな
後期のある試合で兄貴と試合中喧嘩して相手チームの選手にまぁ兄弟喧嘩しないでよって言われたこと笑
もう恥ずかしい限りです。あれに関しては完全に俺がわるい。兄をフル無視してたもんな。そりゃ兄貴怒るよ。ごめんなさい。


昨年俺は自分の思うようにプレーさせてもらった。それは監督チームメイトみんなのおかげ。感謝してます。けどそれでも一番自由にやらせてもらえたのは兄の存在があったからだと思います。

兄貴に甘えてたとも言える。自由にやっても兄貴がお前は自由にやれ、チームのことは俺がやるからと言ってくれて、それはプレーだけじゃなくてチームのいろんなを補ってくれていた。
だからこそあんなに伸び伸びやれてたと思う。

兄貴は兄貴昨年の1年は本当に苦しかったと思う。

俺は兄のプレーを誰よりも多くみてきた。だからすぐわかった。兄の調子がおかしいと。やっているチームメイトも気づき始めていた。


昨シーズンからの怪我でコンディションが上がらず、体はボロボロ、体重は増え、ベストを出せる状態ではなかった。

ベストの兄貴を知ってる俺からしたら半分の力も出せてないと思う。

そんな中でもチームの雰囲気を締める立場で厳しいことも言わなきゃいけない。嫌われ役のポジション。

俺がもっとしっかりしてたらもう少し楽になれたと思う。けど兄に甘え切って俺は自由にやらせてもらった。本当にありがとう。

そんな兄とは今年は違うチームで対戦相手になる。

なぁ、兄貴。バチバチにやり合おうぜ。

親愛なる兄へ。大好きです。




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