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受け身型 vs 自己アクション型のクラウドソーシングサイト:ココナラとランサーズ

 クラウドソーシングサービスを展開しているサイトは多数存在します。「ココナラ」などはCMでもお馴染みであり、名前を聞いたことのある人も少なくないのではないでしょうか? 触れ込み通り、自分のスキルを生かして仕事を受注することができるのが特徴の1つですが、「ココナラ」以外にも便利なクラウドソーシングサイトはいくつもあります。
 基本的には「自分の得意ジャンルで受注できる」点は、ほとんどのサイトが同じです。けれど、受注の仕方には大きく2つのタイプが存在します。ここではその2つの代表例として、ココナラとランサーズを比較してご紹介します。


・タイプ①「受け身の受注スタイルのサイト」~ココナラ〜

 ココナラは、ひとことで言えば「受け身」の受注スタイルのサイトです。プロフィールや出品情報などを充実させ、自分のスキルを買おうと考える人からのアプローチを待つタイプ。仕事を発注したい人(企業)は、発注したいサービス内容で検索をかけ、そのサービスを出品している受注者を探してアプローチします。受注者は、発注者からの提案を受け、仕事を受けるかどうか選ぶのです。

 ココナラにはこちらからアクセスできます。

 ココナラを初めとする受け身型のクラウドソーシングサイトは、プロフィールに記載した自分の経歴や販売するスキルに目をとめて、購入してくれる人がいなくては利益を得られません。サイト内では受け身だからこそ、SNSなど外部ツールを使っての自己プロデュース力も必要になるでしょう。中級者〜上級者向けタイプと言えます。つまり、こういったサイトで収益を挙げられる方は、相当な実力者ということです。
 ココナラのような受け身タイプのクラウドソーシングサイトには、タイムチケットやストアカがあります。

・タイプ②「自己アクション型のサイト」〜ランサーズ〜

 一方、ランサーズは、自ら仕事を取りに行くタイプのサイトです。発注者が募集をかけ、それに受注者が応募していきます。複数の応募(提案)があった場合は、募集をかけた発注者がどの提案が一番良いかを考えて選択します。

 ランサーズには↓からアクセスできます。

※タスク方式であれば、応募者全員に報酬があります。詳しくは↓をお読みください。

 けれど、発注者の方からアプローチを図るケースがゼロなわけではありません。プロフィールなどを見て気になった受注者に、メッセージ機能を利用してコンタクトをとる発注者も少なからずいるのです。特に、新たな事業を始めるため(例えば新たにYouTubeチャンネルを開設するなど)大勢のスタッフを要している場合などに、大量にメッセージを送って人員を確保しようとする傾向があります。
 けれどココナラのように、誰か一人に対して発注者から動くことは、そう多くはないでしょう。大量採用の場合がほとんどです。

 ランサーズのような自己アクション型のクラウドソーシングサイトではクラウドワークスが有名です。ランサーズと並んで最大級のクラウドソーシングサイトです。

・まとめ

 このように、ひとくちにクラウドソーシングサービスと言っても、サイトによって受注の流れは大きく違います。自身に合った受注の仕方で選んでみると良いでしょう。
 ただ、上記のようにココナラは高いスキルがあり、自ら動かなくても依頼が来る人でないと、なかなか難しいのが現状のようです。これまでにそれなりの実績を積み、ポートフォリオ(実力を示せる作品集)を提示できる状態になってから取り組むのが望ましいでしょう。初心者はランサーズなど、受注者自らが提案や応募をするタイプのサイトから始めてみるのがおすすめです。

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