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noteの幅広さと愛と許容度について。 #cakesnotefes

#cakesnotefes に行ってきました。僕は初日だけの参加でしたが、そこで感じたスゴさをお伝えしたいと思います。

登壇者の幅が広すぎてスゴい

参加する前からわかっていたことですが、登壇者の幅の広さがスゴいです。登壇者の肩書を並べてみると、まとまりのなさ(誉め言葉です)がハンパない。

・エンジニア
・クッキー屋
・エッセイスト
・内科医
・占い師
・予防医学研究者
・エロデューサー

これらの人が一堂に会する機会って、どうやって作ればいいのか思いつきません。しかもこれは一日目だけで、二日目には漫画家、写真家、モテクリエイターなどが続きます。でもnoteなら、そこに全く違和感がない。noteのふところの深さとハンパないディレクション力がわかります。

個人的には、占い師のしいたけさんの「しいたけ.サロン」が聞けたのがとても良かったです。僕は普段なら「占い」というワードを聞いた瞬間に”うさんくささ”を感じてしまって、耳を閉ざしてしまうタイプです。ですが、実際に聞いてみると超おもしろい…そんなセレンディピティある体験ができたのでした。

noteに対する愛がスゴい

「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」

それが、今回のフェスのテーマだったそうです。

参加した方々のなかにはもしかしたらnoteを書いたことがない人もいたかもしれません。ですが登壇者の方の話を聞いて、「自分も書いてみようかな」とおもったのではないでしょうか。

それはどの方もみんな、手を変え品を変え、「noteで書くのっていいよ!」って言っていたからだと思います。

たとえば、しいたけさんは「実験を発表する場所」とおっしゃっていました。サクちゃんさんは、「悩みはnoteに書けば解決する」と言っていました。スイスイさんは、自分の中にたまった鬱憤を書いたnoteの下書きが、100を超えているそうです。

まとまりがないと思ったクリエイターの方々は皆、noteが大好きで続けていて、救われていて、結果を出している人たちなのでした。僕はすでに書いていますが、聞きながら「あ、note書きたいな」と思わせてくれる話ばかりでした。

唯一の例外が、石川善樹さんと佐伯ポインティくんの「善樹先生、エロスを科学的に教えてもらえませんか?」でした。このお二人だけは一切noteに触れることなく40分間猥談を繰り広げていましたが、最後の最後でぶち込まれたこの「何でもアリ」感もまた、クリエイターの背中を押すものだった気がします…そういうことなんですよね?

コンテンツへの許容度がスゴい

「悩みに寄り添い、書き続けること」でDr.ゆうすけさんが、「自分が発信している情報は、メンタルヘルスの専門家から見れば当たり前のこと」とおっしゃっていました。この発言自体はご自身のTwitterに対するものだったと思いますが、noteの許容度を象徴していると思いました。

僕はボードゲームデザイナーとしてnoteを書いていますが、たぶん、同じくボードゲームデザイナーの人が読んだら「当たり前じゃん」「昔から知ってるよ」という内容ばかりだと思います。

ですが書いて発信すれば、ボードゲームデザイナーでない人に届きます。そうすれば、新しい気づきや、化学反応につながるかもしれません。

僕が好きな言葉に、「宝の山は足元にある!」があります。三田紀房さんの『エンゼルバンク』というマンガの中で登場したのですが、「起業するなら自分が飽きるほどやったことでやれ」というメッセージです。自分にとっての当たり前は、他の人にとってはそうではないからです。

noteでは、そんな「特別な当たり前」を許容する雰囲気があります。そして超おもしろいnoteは大抵、そういうnoteな気がします。

というわけで今回のフェスは、noteのスゴさを改めて実感させられる時空だったのでした。次もぜひ参加したいです。

ナイスプレー!