ひどい『二月の丘』の替え歌が生まれてしまったのだが聞いてくれるか

聞いてくれるかって言っても

 いや、音源作ったわけじゃないんすけど。
 なんかね、以前『点灯夫』の歌詞を意味だけ裏返したちんぷんかんぷんな替え歌を作ったことがあって(未公表)、それと同じロジックで『二月の丘』もなんかできるかな? って綴り出してしまったんです。
 そしたらまあ、クッソどうしようもない同人オタク自虐礼讃歌になってしまってね。
 困ってここに持ってきたという訳です。

ザバダック『二月の丘』

 こちら、多くの方がご存じないと思われるので、説明だけはさせて頂きます。
ザバダックZABADAK)は、1985年に活動を開始、翌1986年にメジャーデビューした日本の音楽グループ。初期は吉良知彦、上野洋子、松田克志の3人だったが、1987年に松田が脱退、1993年には上野が「のれん分け」と称して離脱。2011年までは吉良のソロユニットとして、同年から吉良の配偶者である小峰公子が正式加入し、多くのサポートメンバーとともにプログレッシブロックを主軸とした多彩な音楽活動を展開していた。2016年7月に吉良が急逝し、その後は小峰がユニットを引き継いで現在まで活動を継続している。
 上野ののれん分けまではサイケデリックさと牧歌的との両側面を備えた音楽性で、以降は吉良のロックの側面を多く打ち出した形だったが、小峰は初期からサポートメンバーとして参加していたので吉良逝去後は実質それまでの作品をなぞる形でのライブ活動が中心となっている。

二月の丘』は1989年リリースのアルバム「遠い音楽」収録の曲で上野洋子作曲、小峰Harry Butterfieldの作詞とクレジットされており、いわゆるケルト神話に語られる“常若の国”(Tir-nan-og)に魅入られて戻ることのなくなった思い人を追想する内容の歌。編曲も相俟ってファンタジー趣向の強い作品となっている。

 曲の概要は以上の通りですが、色々あってザバダック公式の動画などは上がっていないので、各自検索して好きな所から聞いてください。いい曲なんで。
そんないい曲になんてことをすんだコイツは

 こうしとけばいいか。この先は自己責任でおながいします。
 個人的にはニコニコにあるさぱらさんがミクさんにうたってもらったやつのリンク先が一番平和かなとおもうけどまあいいです。


とりあえず載せちまえー

 いわゆる「なんでも許せる人向け」というやつで、アクの強さがひどいので、この先はご注意のうえでお進みください。どなたも遠慮はありません。自分からの。


真夏の海-BIG SIGHT-


 これがやがて出したい本 ていうか次のイベント
 年を経てもゲーム書籍 幾度となく読み込む

 思わせぶりな匂わせは オタクたちをはしゃがせて
 いつもの皆で盛り上がる 濃ゆい夜の戯れ言

 推しへと注ぐ
 眼差し歪ませ

 コミケット
 瞬間の閃き 体突き動かしてなお
 知らずハマるここは もしやマジの深き沼
 真夏の海-BIG SIGHT-


 圧に負けそうな体を 引き剥がしてビルを出る
 あの時つい思いついた どぎつい辛辣ネタ

 早口な指はフリック 左様これは怪文書
 白目を充血させつつ 妄想垂れ流して

 解釈違い
 構わず蹴りつける

 コミケット
 世間の流行も知らず 推しにしがみついて
 闇の凝るここは まさに沼の底の底
 真夏の海-BIG SIGHT-

(間奏)

 コミケット
 百合薔薇の花園 ずっと辿るこの足跡
 ガチャにつぎ込んで 掴んだSSR
  待ち受けに据えて

 コミケット
 瞬間の閃き 体突き動かしてなお
 知らずハマるここは よもや更に深き沼

 真夏の海-BIG SIGHT-


用語解説って必要?

 やらなくていいならしないんですけど。
 念のため、「コミケット」は「コミックマーケット」の略(更に「コミケ」と略する場合も多い)で、通例8月中旬と12月末に東京ビッグサイトで開催される世界最大規模の同人誌即売会です。今やこういう所を覗く人はあまり知らないってこともないかと思いますが(実際に触れたことがあるかどうかは別として)、酷暑と極寒の東京湾沿いで行われる狂気の坩堝なイベントです。1975年12月に第1回が開催されたという歴史の長い同人誌即売会で、回を追うごとに規模を広げていった末にビッグサイト以上の会場がなくなってしまい、なおかつそれだけの規模となると一般企業が動けない盆付近と年末しか押さえられないというどん詰まりのオタク祭りでもあります。コロナ禍の際は中止や規模縮小を余儀なくされ、現在もその影響で従前のフル規格開催はできないままです(2024年2月現在)。
 ほら語ると長くなるんだよ……。これだからオタクという人種は以下略

 そんなわけで、なんかメタクソ間が空いた上にこてんぱんなエントリを鳥の糞のように落としていきますが、わかってくれとは言わない。そんなに俺が悪いのか。いや悪いな。

 今回はこんなところで筆を落としておきます。

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