韓国社会の呪い;自虐史観の勧め

 韓国は今尹錫悦次期大統領当選者により大騒動・混乱が起きている。元検事の彼自身による釜山貯蓄銀行の不法貸し出し事件隠蔽、この事件の結果銀行が倒産し、4万人あまりの低所得層被害者が発生し、自殺に追い込まれる民草が大量発生した。これだけではない。巨額の収賄事件の数々の犯罪を重ねてきた龍山税務署長を隠匿し、高位公務員でありながら海外逃避、それを幇助したのが他ならぬ尹氏自身だ。逃亡先のカンボジアでの犯罪で現地で逮捕され、強制送還された犯人を立件すらせず自宅に帰し、結局無罪放免としたのも尹氏自身だった。日本では、尹氏の犯罪の10%欠片も容認できないはずなのに、韓国では白昼堂々と横行している。これだけではない。自分が捜査する詐欺容疑者の女と捜査中に同居、後に妻とする。

 もう少し書いてみよう。彼自身の犯罪もさることながら、妻と義理の母の犯罪歴も実に華麗だ。妻と義理の母による数十件の詐欺犯罪・ドイツモーター社の株価操作、残高証明偽造、同業者への冤罪捏造などなど。まさに犯罪のオンパレード一家なのだ。ここまで聞くと、映画にもなれるのでは?という声が聞こえそうだ。しかし、犯罪の品質と内容があまりにも下品で悪すぎるので映画の素材となることもなかろう。

 言論は何をしているのか?と思う日本国民は多いだろう。しかし、韓国のメジャーな朝鮮・中央・東亜日報には残念ながら権力を監視する使命感などがまったくない。主要3紙は営利企業でしかないので、自社の利益を最大限追求することにしか機能していない。

 問題があまりにも大きすぎるので短い文章で韓国の未熟・腐敗ぶりを的確に示すことはできない。しかし、尹一家の犯罪を見るだけでも韓国社会の品質に関して是非は問えるだろう。

 今の韓国を正常な「国」といえるだろうか?未熟すぎる。今の韓国には社会の理念や思想・哲学がすっぽり抜けているのだ。「このような社会を作りたい」という理想はあるのかもしれないが、自ら動力を生むことが全くできない。そういう国なのだ。

 また別のタイトルで書くことになるかもしれないが、韓国は自らが理想をもって近代化に踏み切った経験もなければ、自らが独立を成し遂げたわけでもなかった。韓国の近代化は日本によりある日突然「被せられた形」である。近代化が何を意味するのか、何をどうすればいいのか、まったく知らないまま「突然、他律的に始まってしまった」形なのだ。

 そして、「独立」もそうであった。自力で独立戦争で勝ったわけでもなく、日本が戦争に負けたがために、漁夫の利を得る形で「模様だけ独立国家」となっただけなのだ。現在の韓国政府は1945年8月15日を独立記念日と祝っているが、実際は3年間のアメリカ軍政の後、1948年8月15日に当時の李承晩が「宣言」したのが嚆矢というのが史実だ。細かい話は避けなければならないが、要するに韓国の独立は「自らの努力によるものではない」ことを明確に認識してほしい。巷では1945年8月15日を独立記念日としようという「要望」があり、政府もこれを受け入れ「独立50周年記念」などと祝っている。しかし、アメリカ・イギリスなどの諸外国から届く祝電には常に「マイナス3年」で計算された内容で届く。笑うに笑えない。韓国民は恥ずかしくないのであろうか?この程度では、少し歯がゆいだけで何の問題もないのだろうか? そう思いたいのだろうか? しかし、独立は自己主張では通らない。他者の承認が必要不可欠だはず。

 話を戻そう!!!韓国社会にはなにかの理念や思想・哲学が感じられない。残念の限りだ。 では、韓国社会を引っ張っている原動力はなんだろう。それは他ならぬ「不正と腐敗の欲求」と僕は信じてやまない。不正と腐敗の怯まない欲求が動力となって韓国社会が動いているのだ。全国民、特に地位が高ければ高いほど、地位に見合うどでかい規模の不正に走ることがまるで威信であるかのように競争している。歴代大統領を筆頭に、末端の公務員まではいうまでもなく、民間企業でも小さな店でも、少しでも自分が優越な地位にあれば「遠慮なく」威張り散らす社会なのだ。いいすぎだろうか? 昨日、ある時事チャンネルで聞いたが「悔しい?ならば出世しろ」というのがあった。韓国社会を知るためこれほど的確な表現があるだろうか。腐敗共和国を身を以て生きている尹一家の不正と腐敗ぶりをみるとまさにこの通りだ。

 理想を語る場合ではない。自虐的により冷静に自社会を問い直さなければ韓国社会に成熟した未来は期待できないだろう。自虐史観!!!韓国にこそ必要な史観ではないだろうか!!!

 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?