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【漢字ドリル音読リレー】



暗唱チャレンジ、漢字ドリル音読、漢字引き、地図引き、九九チャレンジ、、、。
 
 子どもたちが熱中している活動は多々ありますが(どんな活動にも前のめりに熱中できる子どもたちは、本当にすごい!尊敬します!!かっこいい!)、その中の一つに「漢字ドリル音読リレー」があります。

 縦の列5人で1チーム。
 漢字ドリルは1ページに新出漢字が5つ載っているので、1人1漢字を担当します。
 1人目が、1つ目の漢字の「音訓」「例文」「熟語」を読んだら、2人目にバトンタッチ。
 同じように、2つ目の漢字の「音訓」「例文「熟語」を読みます。
 5人目が5つ目の漢字の「熟語」を読み終わるまでのタイムを競うというもの。

 これが、めちゃくちゃおもしろい。
 白熱しております。
 
 というのも、チャンピオンになった列には、「victoryの称号」が与えられます。そのため、それを奪い取るため、また守り切るために白熱しているわけです。

 隙間時間があれば、自分の担当の漢字の音読を磨いています。

 チームでサッと集まって作戦を立てたり、順番を決めておいたり、練習してタイムを測定したり、、、。

 私が何も言わなくとも、あらゆる工夫や力を磨くための行動が溢れてきます。
 

 メンバー同士の距離を縮めて、声を聞こえやすくしようだとか、丸くなってやってみようだとか。
 
 タイムを縮めるための挑戦が止まりません。

 こういった姿を見ると、自ら学ぶ力を子どもたちはもっているものだなとつくづく思います。
 読みなさいと言わなくても、何度も何度も読み返す。
 練習しなさいと言わなくても、繰り返し練習する。
 話し合いなさいと言わなくても、自然っと丸くなって意見を交わす。

 やる気の火は灯った子どもたちは本当にすごい。
 
 完全に自走モードです。
 
 そんな子どもたちと過ごしていると、子どもたちの学びに向かう姿に感動すると同時に、この自ら学びに向かう意欲を絶対に消してはならないなと、そしてもっともっとその力を引き出せる人でありたいなと、担任として身が引き締まる思いにもなります。

 子どもたちのおかげで自分ももっともっと「教師」としての力を磨かなければと心から思えます。

 子どもたちから学ばせてもらっている毎日です。

 
 言うまでもありませんが、子どもたちの漢字ドリル音読の腕はかなり上達しています。

 速すぎて、聞き逃さないように毎回必死です。

 スラスラ読めることは、書く力の向上にも必ずつながってくるでしょう。

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