【宿泊学習に向けて〜磨かれる行動編〜】
自分たちで考えて行動する!という熱量が高まっています。
自然生活体験学習の目標は、3つ。
○より良い人間関係を築くこと(新しいつながり)
○自分で考えて行動する力を育むこと
○自然に親しみ、感じたことや学んだことを他者に伝えること
そして、この3つの目標は「自然生活体験学習で達成する」のではなく、「自然生活体験学習を通して達成する」ということ。
つまり、達成への歩みは準備段階である「今」から始まっているということ。
では、今教室はどんな状態なのか。
まさに、この準備段階から、3つの目標に向けて自分自身を磨き、集団としても伸び続けています。
4年生になって、早1ヶ月。
5月の連休明けとは思えないほどのエネルギーをもって、成長しています。
特に、「自分で考えて行動する力」においては、また一段とその伸びを感じます。
アンテナが高まる子、それに続く子が続々と。
相乗効果的に、それぞれの「自分たちで考えて行動する力」が引き出されています。
まず、黒板。
黒板消しの当番はいないのにもかかわらず、毎時間綺麗になっています。
ただ消すのではないのです。
「書くのがもったいないほど」綺麗になっている。
毎時間使っている「問題」「めあて」などの掲示物も貼られています。
しかも、国語の前は黒板の右上に貼ってある。縦書き用に。
算数、理科、社会の前は黒板の左上に貼ってある。横書き用に。
配布するプリント類。
配りやすいように、広げて置かれていました。ちなみに、「こうした方がいいよ?」と教えたことはありません。これまでの経験からか、自分だったらと考えたのか、感覚的にそう思うのか。とにかく心の育ちを感じずにはいられません。
先ほどの黒板の掲示物もそうですが、考えて行動するレベルを超えて、その先をさらに見通した行動にまでなっています。
体育の準備や片付け。
活動内容を伝えただけで、その活動に必要なフラフープやペットボトルが準備されます。
そして、体育が終わると「みんなで片付けをしよう!」と言わずとも、使ったものをサッと走って集める。自分で考えて行動しています。
下校後、教室に戻ると。
次の朝に連絡帳を提出するカゴが設置されていました。
椅子も綺麗にしまわれている。
名札と、振り返りを閉じ込むファイルもセットされている。
自然生活体験学習をに向けて、一段と輝きが増しています。
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