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【自分事が止まらない】



 「自分事」として、捉えた行動が教室に急増中!!

 この教室を、この学級を、もっと言えばこの学校での生活を「自分の事」として捉えらえ
出す仲間たちが止まりません。 
 
 「増えている」という言葉では、どこか物足りない。どんどんと湧き出してくるような。まさに「止まらない」という表現がぴったりきます。

 素敵な姿を見逃さないために、私はカメラを必死にかまえていますが、それが追いつかないほど。

 この学級の素敵なところはここなのです。1人や2人では終わらないこと。
 
 「自分事」として動き出した仲間が1人出ると、「私も!」「僕も!」と広がっていきます。そして、いつしか学級の文化として根付く。

 初めてに行動を起こす人のことをファーストペンギンと言ったりしますが、そのファーストペンギンになれる人が本当に多い。
 
 いつも決まった人ではなく、多くの仲間が先頭をきって行動できる。

 さらに、それに気がつく仲間が本当に多いこと。これも、学級の文化として広がっていくとっても大切なポイントでしょう。
 
 仲間の素敵な姿にすぐに気がつけるアンテナをもっている。だから、「僕も!」「私も!」と続くことができるのです。

 そして、気がついてくれる仲間がいるから、勇気をもって先頭をきって行動を起こせるのでしょう。
 
 
 「自分事」として、捉えている人を見ていて、気がついたことがあります。

それは、「なんでもない時間」が極端に少ないということ。
 「これ、なんの時間?」という間がほとんどないのです。

 常に考え続け、動き続けている。

 「終わり」はないのです。

 少し考えれば当然なことなのですが、この教室を、学校を、学校生活を「自分たちのもの」だと捉えれていると、次々と「あれもできそう!」「これをやっとくといいかも!」「これも自分たちでやることだな。」とできることが湧いてきて、きりがありません。

 だから、「自分事」として捉えている仲間たちは、次から次へと行動していきます。
  
 それゆえに「なんでもない時間」がなくなり、「宝物の時間」がぐんと増える。

 プリントを配る、席替えで友達の机運びを手伝う、給食準備でどんどん給食をつくる、給食が終わった後友達の机をもとに戻す、棚の下やストーブの後ろまで埃を取る、辞書を並べる、掃除前に友達の椅子を上げる、、、。止まりません。
  
 誰もがファーストペンギンになれます。気がついたらすぐ続いて飛び込む。
 
 学校生活を豊かにするのは、自分たちです。

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