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【QRコードを用いた学年懇談会】


 ちなみに昨日の10秒チャレンジは古舘先生から教えていただいたこと。

 どうしてああもドンズバに時間ぴったりに授業やトークを締めることができるのですか?と聞いたときのお返事としていただいた。

 自分自身も○踏んで話すねと宣言してから話したり、子どもたちにも10秒でぴったりで話してごらん?と伝えてみたり。

 そんな遊びの感覚で磨いていると。

 あれからも1週間かと思うともう信じられないが、素晴らしい先生方からなまで感じたもの、直接聞いたことを、先週は毎日「今日はどこにいれ込めるかな?どこで試せるかな?」とやっていたら、もう1週間終わってた。

 僕自身も楽しかったし、子どもたちも楽しそうだった。

 僕自身の心はワクワクしていたし、子どもたちもワクワクしてた。

 子どもたちは教師の姿を写す鏡だというが、本当にうまいことをいうなと。もうほんとその通り。

 で、今回の実験は、「QRコード使った学年懇談会」

 これは、特にこういう話を聞いたとかではなく、

 『お品書きセミナー』自体がそうであったので、そこからのトレース。

 
 お品書きセミナーは、ほんとぶっ飛んでいて、メニューがあって、formsから聞きたい話を参加者が投票し、その場で、その瞬間に話す内容が決まる。

 並外れた即興力。その前にある情報収集、情報精選、届け方等の並外れた準備、このような場を経験してきた並外れた経験値があるからこそのもの。

 これは今のところ僕にはないので(これから付けたいぞ即興力)、完コピは不可。

 この辺は自分自身の技量と在り方とをみてチューニング。

 (昨年度の失敗を少しはいかせてるじゃないか自分よ)

 
 でもあの「ライブ感」と「みんなでその会を作り上げている感」がとてつもなく愛おしかったので、それをどうにか出せないかなと。
 いつもこっちからの一方的な話で終わってしまっていて、そんな面白い話もできないし、満足度も低いだろうなと。
 せっかく時間を使ってくださっているんだもん、需要にあったものを供給できたらという思い。

 それから質疑応答の時間でも質問は出てこないことはほとんど。

 まとめると、

 ライブ感やともに作り上げる感のアップ。
 双方向の懇談会でありたいこと。
 需要と供給のバランスからの満足度向上。

 この3つをもとに、懇談会の在り方を思考。
 

 そこで思いついたのが、YouTubeライブとかインスタライブとか。

 その場に流れてきた質問にその場で答えていくあの感じ。

 あれができたら、上の3つを解決できるのでは?と。

 そこで活用したのが、formsの活用。

 流れはざっくりこんな感じ。

 担任挨拶をしたら、スライド資料をもとに懇談資料の内容を写真とともに振り返る。
 
 ちなみにこのスライドを使って写真とともに2学期の様子を話すのが好評。後のformsアンケートから分かったんだけれど。写真そのものや、写真とともに学級の様子がわかるこの時間を楽しみにきてくださっているという方も。本当にありがたい。

 それで、一通り、スライド資料をもとに話し終わったら、スライドの一番最後にあらかじめ作成しておいたformsのリンクをQRコード化したものを貼り付けておいた。

 保護者の方は、そのQRコードを読み取り、その場で回答。

 
 アンケート内容は、

 ○ハロウィンフェス(学年PTAの感想)

 ○授業参観の感想

 ○学年懇談会 ご質問コーナー

 ○その他 日頃の様子(子どもたちの様子、授業、お便り、一筆箋)について

 これに、保護者の方々が続々と回答していく。

 最初の方の応答あるまでの沈黙は、ちょい気まずにつながるので、音楽を流すなどの演出工夫は必要と反省😂

 なかなか懇談会中に手をあげていう勇気がないもの、わざわざいうほどでもないこと、こういった改まった機会がないと伝えるタイミングがないものなどがこの仕組みによって吸い上げられていく。

 回答が届いたらその場で、読み上げて、それに対しての返答や感想をその場で僕が呟いていく。

 「子どもたちと先生が協力して作り上げたイベントで、ここまでできるんだと感激しました。親子で楽しめたのも思い出になります。」

 との回答に

 「へえええ、嬉しいですね、本当に嬉しい。でも正しくは、子どもたちと先生とそして、お家の方ですよ〜!!もうこれはお家の方々の後押しなしでは絶対に実現できなかったです!!本当に素敵な景色を見せていただいてこちらこそありがとうございます!!」

 「教室に飾っていある写真が欲しい!」

 との回答に

 「たしかに〜!!そうですよね!!データだと嬉しいですか?それとも紙媒体だと良いですかね?」

 などとやりとりが生まれる。

 「学校生活が毎日楽しいそうです。いろいろなイベントありがとうございます。」

 に対しても、
 
 「また嬉しい言葉をありがとうございます!😭僕自身が本当にもらっているんですよ〜。きらきらして自ら挑戦していく子どもたちがその輝きをたくさんくれるから、やっぱりこっちもあとは何が届けられるだろって必死になって届けられるんだと思います。本当にありがとうございます。」

 

 これはほんの一部で、

 こんなことがあって良いのかと思うほど、ありがたい、あたたかい、言葉のプレゼントが届いた。

 それを読み上げては、その場で直接感謝を伝えることができたのもすごく嬉しい。

 きっとそのとき教室に入ってきた人は、「あれ?部屋の温度あげた?」と思うほど、上着を一枚脱ぎたくなるほど、温かさ溢れる空間だった。

 

 そんなこんなで、forms(QRコード化)を使って、リアルタイムで声を集め、やりとりをしていく懇談会が

 ライブ感やともに作り上げる感のアップ。
 双方向の懇談会。
 需要と供給のバランス。 

 の、3つの観点から見て、とても良かったよって話。

 しかも、そのいただいたコメントを学級通信に載せて、子どもたちにもフィーフォバックできるという

 学校×子ども×家庭 で、それぞれが双方向に繋がれる理想的な連鎖も生まれる。

 学級とか保護者の実態をよく見て、自分の技量や在り方を見て、チューニングがあれば、良きタイミングでまた活用していきたい。

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