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【授業を通して豊かなつながりをつくってきた子どもたち】



 宿泊学習の班は、5分とかからず決定。

 ランダムで大丈夫。
 誰とでも大丈夫。

 そんな教室になっているのかなと思うと素直にその成長が嬉しい。

 仲がいいも、相性が合わないもある中で、彼らなりに折り合いをつけながら、認め合いながら、受入れ合いながら集団を伸ばし、その中で子が伸びている。

 そんな子どもたちがとても頼もしい。

 
 体育の授業で、何度もグループを組む経験を意図的に仕組む。

 固定化が目立てば、集めてどんな学級を目指しているのか確認。
 

 再度、グループ。
 

 確認。

 
 「何回かやったけれど、全て違う人と組んでいる人?」と、のぞましい姿にスポットライト。

 固定化しているものを剥がすというより、「誰とでも」を具体的な行動として起こせている仲間に憧れをもたせる。

 また学級通信で「誰とでも」の価値、「自分から行動することの価値」を語る。

 
 
 毎日の振り返りの中で「自然教室に、不安はありません!」と書いている仲間の振り返りを紹介。

 誰とチームになってもやれます!という姿にまた憧れを。

 そんな後に、ランダムで班を決める。

 
 僕がこんなにあれやこれやとする前から「ランダムでお願いしま〜す!」と子どもたちは言っていた。

  
 そんなこんなで、名前のマグネットをペッペっぺと貼っていって、5分とかからず、部屋、活動、野外炊飯のチームが決まる。

 これまでの豊かなつながりはこういうところで確認できる。

 学級も子どもたちも確実に育っている。

 ここからどう引き出し、どう引き上げていくか。

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