大手株式会社リクルートは、若手社員に仕事を与えることはなく、仕事は「つくる」か、「奪う」かしかないとのこと。 この内容を、朝の会で読み聞かせました。 というのも、当番活動の仕事を忘れてしまったメンバーがいました。それに気が付いた学級のメンバーがさりげなく助ける場面があったのです。 私は、仕事を忘れてしまっていたメンバーに、「ね!見てごらん!仕事奪われちゃってるよ☺️!」と冗談まじりに伝え、ちょっとした笑い話になりました。 そんなことが、朝の会前にあったの
暗唱チャレンジ、漢字ドリル音読、漢字引き、地図引き、九九チャレンジ、、、。 子どもたちが熱中している活動は多々ありますが(どんな活動にも前のめりに熱中できる子どもたちは、本当にすごい!尊敬します!!かっこいい!)、その中の一つに「漢字ドリル音読リレー」があります。 縦の列5人で1チーム。 漢字ドリルは1ページに新出漢字が5つ載っているので、1人1漢字を担当します。 1人目が、1つ目の漢字の「音訓」「例文」「熟語」を読んだら、2人目にバトンタッチ。 同じように、
帰りのあいさつ終了後。 翌日をより気持ち良く迎えるため、机やロッカーの整頓・床のゴミ拾いなどを行ってから下校しています。 ここで磨きたいことは「発見力」。 「この仕事できるかも!」「あれがやれそうだぞ!」というアンテナを高め、仕事を自ら取りにいく発見力です。 なんとなく言われたからやるのでは、やる気に火は灯りません。 なんとなく言われたからやるのでは、自分事ではなく他人事です。 「教室がきれいになるために」という目的にたどり着くために、自分は何を
各委員会での活動が活発になっています。 先日、「1年生を迎える会」が開かれました。集会委員の仲間たちは、休み時間に打ち合わせをしたり、朝の支度を終えるとすぐに体育館の準備に行ったりと会を開くにあたって大きな力となっていました。 集会委員のメンバーは、1年生を迎える会のポスターをつくり、担当の先生に「こんなものをつくってみたので、1年生教室に貼りたいのですが、どうですか?」と誰に言われるわけでもなく自分たちで、行動して、貢献していました。 言われたことをこなすので
子どもたちは、本当に宿泊学習を楽しみにしています。 そして、思い出に残る宿泊にしたいと心からみんなが思っています。 やっぱり楽しい。みんなにとって楽しい。まずはそれが一番です。 私としても、何年経っても「宿泊楽しかったね!!」「あの時さ〜」と仲間同士で語り合えるような、どんな素敵な時間を届けたいというのが願いであります。 自分の経験を振り返っても、4年生のときの算数の「折れ線グラフ」の授業があどんな様子であったっかおもいだして?と言われたら、正直なかなか難しい
自分たちで考えて行動する!という熱量が高まっています。 自然生活体験学習の目標は、3つ。 ○より良い人間関係を築くこと(新しいつながり) ○自分で考えて行動する力を育むこと ○自然に親しみ、感じたことや学んだことを他者に伝えること そして、この3つの目標は「自然生活体験学習で達成する」のではなく、「自然生活体験学習を通して達成する」ということ。 つまり、達成への歩みは準備段階である「今」から始まっているということ。 では、今教室はどんな状態なのか。
漢字の学習は、授業参観で見ていただいたような流れで行っています。 漢字ドリル音読。 できるだけ素早く正確に音読をします。読めない漢字を書くことは難しいです。漢字が書けるようになるコツの一つに「見慣れる」ということがあります。「なんか見たことあるなあ。」と目に入る回数を増やすこと。 習っていない漢字がなんとなく書けることがあるのは「見慣れたこと」が理由です。 だからとにかく習う漢字に見慣れることです。 アメリカの心理学者のオーズベルは「先行オーガーナイザー」
「自分事」として、捉えた行動が教室に急増中!! この教室を、この学級を、もっと言えばこの学校での生活を「自分の事」として捉えらえ 出す仲間たちが止まりません。 「増えている」という言葉では、どこか物足りない。どんどんと湧き出してくるような。まさに「止まらない」という表現がぴったりきます。 素敵な姿を見逃さないために、私はカメラを必死にかまえていますが、それが追いつかないほど。 この学級の素敵なところはここなのです。1人や2人では終わらないこと。 「
宿泊学習の班は、5分とかからず決定。 ランダムで大丈夫。 誰とでも大丈夫。 そんな教室になっているのかなと思うと素直にその成長が嬉しい。 仲がいいも、相性が合わないもある中で、彼らなりに折り合いをつけながら、認め合いながら、受入れ合いながら集団を伸ばし、その中で子が伸びている。 そんな子どもたちがとても頼もしい。 体育の授業で、何度もグループを組む経験を意図的に仕組む。 固定化が目立てば、集めてどんな学級を目指しているのか確認。 再度、
学級通信で書いたり、教室で語ったりしたことの一つです。 一部、古舘良純先生著『心を育てるバッチリトーク』より引用しております。 前回は、「自分事か、他人事か」という話をさせていただきました。 この教室を自分たちの「部屋」だと思って過ごすことで、自分事になり、ポジティブな行動が増えてくるのではないかということです。そして、この教室という場所が子どもたちにとって「ホーム」となっていけばと思っています。 今回は、ポジティブな行動についてもう少しだけ詳しく書いて
希望面談期間により、B日課です。B日課のときの清掃は自教室清掃です。 自ら仕事をつくるチャンスがあること、一見人が嫌がることに挑戦するチャンスがあること、誰と一緒にやるかではなく「綺麗にする」という目的に向かって多様な他者と協働するチャンスがあること。以上の理由から。自教室清掃は、個人としても集団としても成長する機会が多くある時間です。 「今日はどんな仕事が生まれるのか?」「誰が誰と手を貸し合って、どこをどう掃除するのか?」など、毎度わくわくしています。 先日は、習
国語の『春の楽しみ』の単元。 まずは、春の行事や様子を表す言葉を教科書を使いながら、確認しました。 「追い読み」をしながら、適宜解説を加え、言葉の意味や表しているものを確認します。 3月(弥生) ひな祭り、ひな人形、ひしもち、ももの花、ちらしずし、、、 4月(卯月) お花見、花ざかり、花いかだ、花見だんご、さくらもち、、、 5月(皐月) 八十八夜、新茶、茶畑、茶つみ、子どもの日、こいのぼり、、、 イラストを提示しながら、春の様子をイメージし、言
誰も1人にならない安心感。 会社活動で、会社を設立するときも。 テストを返却して間違いを直す時間も。 体育で、2人組を組むときも。 学級を眺めていて、思ったことがありあります。それは、誰も1人にならないことです。 1人でいることを否定している訳ではありません。 1人で過ごしたいときはありますし、1人で考えたいときもあります。 でも、パッとペアを組むとき、パッとグループを組むとき、勉強で困ったとき。 一緒に組める人や、頼っても大丈夫だという人が、誰
自然生活体験学まで、あっという間に1ヶ月をきりました。 今回の学習のねらいは、3つ。 ○より良い人間関係を築くこと(新しいつながり) ○自分で考えて行動する力を育むこと ○自然に親しみ、感じたことや学んだことを他者に伝えること 宿泊学習の2泊3日だけで、この3つの目標を達成するというよりは、宿泊学習に向けての期間や、帰ってきてからの学校生活を含めた「宿泊学習を通して」この3つの目標を達成を目指していくのだと考えています。 つまり、もうこの3つの目標に向け
4月は保健関係の検診がたくさんありました。 交通安全教室も、避難訓練も、検診も健康や安全にか関わることです。 子どもたちが意欲をもって学ぶことも、豊かな人間関係を築くことも、全ての土台は健康や安全です。 アメリカの心理学者であるマズローの「欲求5段階説」から見ても、土台となるのは「生理的欲求(食べる・寝るなどの健康)」「安全欲求(安心安全な環境があること)」となっています。 健康でいられる。そして安心安全な場所がある。その上で、社会貢献の意欲が湧き、認められたい思い
知らないことを尋ねるのは、その場は恥ずかしい気がするが、聞かずに知らないまま過ごせば、生涯恥ずかしい思いをしなければならない。知らないことは積極的に尋ねるのがよいという意味です。 知らないことの方が多い世の中です。仕事が変わったり、役割が変わったり、立場が変わったり、異動があったり。仕事に絞ってもこれだけ変化があります。ましてや、 今ある仕事がなくなったり、今までの当たり前が通用しなくなったり。常に変化し続ける世の中を、これからの子どもたちは生きていきます。 そこ