麻雀段位戦決勝卓観戦記
20日に麻雀段位戦決勝戦が行われました。
麻雀の話オンリーなので麻雀をやらない方は最後のお題まで読み飛ばしてください。
高段者戦を勝ち抜いた12人でまず半荘2回打ち、各卓ポイント最下位者は敗退、各卓ポイント上位2人は無条件で勝ち抜け、3番手は一番ポイントが低かった一人が敗退になり残った8人でまた2半荘打ち、各卓ポイント上位2人がファイナルへ。
ファイナルも半荘2回打ち、優勝が決まります。
我々夫婦は3段4段戦で敗退、20日はフリーを打ちに行って誰がファイナル4人に残ったかで観戦するか決めようと思ってました。
ところが19日にチェックのマスターから電話が!
「明日一人出られなくなっちゃったから最初の2半荘だけピンチヒッターお願いできる?」
もちろんピンチヒッターを引き受けることになりましたが当然好戦績を残しても2半荘で終わりですw
というわけで我々夫婦は決勝戦に間に合うよう到着。
決勝に残った「いつも同卓するとなぜかお互い罵りあってしまう」Mさんに「あれ?どうしてこんなに早いんだ?フリーはまだ卓立たないだろ」と言われたので
「一人来られなくなったから最初の2半荘だけピンチヒッターで呼ばれたの、ところで…」
Mさんがファイナル4人に残ったらしょーがないから後ろ見して応援してやるよ、だから絶対ファイナル行ってよね( ̄▽ ̄)
とプレッシャーかけましたw
さて、ピンチヒッターで2半荘を打ってあっさり負けた後はフリーへ(むしろ無駄に勝たなくてよかったw)
旦那が一足先に打っていたので別卓になりましたが。
1→3 +2100ツモ
トップが大きかったのでちゃっかりフリーではちょい勝ちしました、実を取りに行ったってやつですねw
3着だった2半荘目にヘッダーの写真のやつテンパった(メンチンチートイ)んだけどあがれなかった、もしあがれてたら2トツだったなぁ、ダマ倍ですからね。
ここでそろそろファイナルのメンツが決まりそうだったので私も旦那もラス半コールをかけました。
Mさん危なげなくファイナルへ!
「やっぱりやるなぁ、じゃしょーがないから最後まで応援してやるよ( ̄▽ ̄)」と我々夫婦が檄を飛ばしました。
ファイナルのメンツはこの4人(以降仮名はこの表記になります)
ドクゼツアクトウ (もちろんMさんのこと)
トラキチダンディ (何回か麻雀日記にも登場したトラキチM氏のことです)
ミヤモトムサシ (いつも競技の対局時間ギリギリに到着)
エチゴノセンシ (新潟から参加の強豪)
1半荘目
東1局ドクゼツアクトウ起家
この一向聴から
残していた東を重ねて先制親リーチ
あがれず流局
東1局1本場
ドラのカン5pを引き入れまたも先制親リーチ
道中6sアンカン、こちらも残念ながら流局
2本場もテンパイ流局
ところが3本場で
これをリーチ
1sをツモり裏も乗りここでドクゼツアクトウ51100点持ちの離したトップ目に!
そのまま東ラスまで点棒を減らすことなく来たので私も旦那もほぼこの半荘でのトップは固いだろうと思ってました。
東ラス 親番はミヤモトムサシ(暫定3着目)
先制親リーチが飛んで来るもドクゼツアクトウは1mを切ればメンホン一盃口テンパイ
ところが親リーの入り目が1m…
かなり押しづらい…
ドクゼツアクトウは1mを切らない選択をしました。
ところが下家のエチゴノセンシがさらっと1m勝負!
通りました。
そして極め付けはその直後、ドクゼツアクトウは東ツモ!
完全にあがり逃しをしてしまいました。
それだけではなくその局で一気に畳みかけるミヤモトムサシ
1本場でまたも先制親リーチ
えっ?高めの1sはたった今ドクゼツアクトウが通したよね、しかももう一枚1s持ってるし…とちょっと心配になりました、が!
ドクゼツアクトウは私の方を振り返りながら1sを指差してましたw
「どうせこれ当たりなんだろ、わかってるから」と言わんばかりに、さすがですね( ̄∀ ̄)
その後、4sも7sも立て続けに引くドクゼツアクトウ、そのまま抱え込んで心中し流局。
4本場でお事件が!
ミヤモトムサシまたも先制親リーチ、待ちはペン7sでまたしても一通、でも私は「ま、ここも流局か」とホッとしてました、なぜなら7sはドクゼツアクトウがアンコだから!
と思ってたら…
ラス7sを力強くツモるミヤモトムサシ
5本場ではミヤモトムサシ44000、ドクゼツアクトウ44100と100点差に詰め寄られ…
6本場でついに逆転され49300、44100となりました。
南場は厳しい展開が続き、トラキチダンディ、エチゴノセンシのリーチを受けたりでオリに回らされる。
オーラス、トラキチダンディの満ツモで1回戦終了
トップはミヤモトムサシ 38300
2着はドクゼツアクトウ 32600
ドクゼツアクトウが逆転優勝する条件は最終戦(2半荘目)ドクゼツアクトウがトップでミヤモトムサシが2着だった場合5700点差以上つけること。
2半荘目東1局でまたもお事件が!
北家のミヤモトムサシがダブリー!
ところが次のツモ番で親のエチゴノセンシが追っかけリーチ( ̄▽ ̄;)
ダブリーと親2巡目リーチに挟まれた!ピンチ!
と思いきや結果はエチゴノセンシがミヤモトムサシの当たり牌を掴み放銃、ダブリーのみでしたw
東2局、ドクゼツアクトウは形テンを取り流局
東3局ドクゼツアクトウの親番
この形になったところでトラキチダンディが中と白をポン、發は2枚切れなのでややホッとするもミヤモトムサシリーチ、2000/4000ツモ親っかぶりで東場の親終了。
東ラス
ドクゼツアクトウはこの形
5pを引き、5sポンでテンパイを入れるもミヤモトムサシから親リーチが入りオリ。
東ラス親番でグイグイ攻めるミヤモトムサシ、連荘を重ねていく…
東ラス2本場
エチゴノセンシ先制リーチ
ドクゼツアクトウはこのテンパイを入れ、ダマ
流局し、南場に突入。
南1局流れ3本場
ここでもミヤモトムサシが700/1300をあっさりツモる。
突き放したトップ目になって来た…
ドクゼツアクトウはかなり厳しい展開が続いてましたが点棒をあまり減らすことなくぐっと耐えていたところで南3局、ドクゼツアクトウの親番
ところがエチゴノセンシがトラキチダンディから3900をあがりあっさり親落ち…
ついにオーラス、親番はトップ目のミヤモトムサシ、このまま逃げ切れれば優勝、しかもミヤモトムサシは去年の段位戦も優勝しているので連覇になります。
ミヤモトムサシ47500
2着目ドクゼツアクトウ26500
ミヤモトムサシが親番なので単純にまくりトップでいいなら倍満ツモなのですが…
優勝するにはミヤモトムサシが2着の場合5700点差をつけたトップを取らないといけない、そうなると三倍満ツモ条件…
ああ、さすがにもう無理か…
と思って見ていました。
ドクゼツアクトウの配牌はこちら
ああ、これで三倍満なんて無理だ…
↓
↓
ん?
んん?
んんんんん???
キターーー!!!!!!
ドクゼツアクトウは北を曲げ、リーチを宣言!
3-6mツモればリーヅモメンチンピンフタンヤオ一盃口でピッタリ三倍満だ!
3-6mは相当薄い…
でもツモってくれ…
もしツモったら私多分泣くぞ、ハンカチ用意しとこう…
いつもより気合いを入れてツモるドクゼツアクトウ…
ああ、いよいよ最後のツモだ…頼む…
無念にもツモれず…
ミヤモトムサシ連覇おめでとう!!!
そしてドクゼツアクトウも準優勝ながら2半荘目はずっとあがりに結びつかない展開を耐えて点棒を極力減らさず打ち、最後にすごいものを見せてくれました、素晴らしいの一言につきます!
でも表彰式の時私はドクゼツアクトウにこう言い放ちました。
あーあ!3-6mツモって逆転したらしょーがないから泣いてやろうと思ったのに( ̄▽ ̄)
旦那も「うん、もし3-6mツモったらオレも泣くと思う」
あっ、言っときますけど我々夫婦はドクゼツアクトウのことを好きなわけではぜーんぜんないですからね!
あんな毒舌のジジイなんて冗談じゃないわ!
麻雀打ちとしてリスペクトはしてますけどねっ!
うちに帰って夫婦で飲んでいると…
この日記にもよく登場するもう一人の悪党から留守電が入っていることに気付きました(もちろん悪党Y氏のこと)
「もしもし、善人です。誰が優勝したんですか?」
なーにが善人だよw
でも悪党は悪党のことが気になって仕方ないのねとかけ直すと
なーんだ、ドクゼツアクトウは準優勝か!どうせなら4位になればよかったのに( ̄▽ ̄)
この人も相変わらず悪党であるw
さて、最後にお題を。
みなさんの好きなアイスは何ですか?
私はスーパーカップのチーズケーキ味が好きです。
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