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#66 「ワクワク」を定期的に投下しよう

(994字・この記事を読む所要時間:約2分 ※1分あたり400字で計算)
 
 大人になると、時間が経つのが速く感じる。
 
 お正月が終わったと思ったら、あっという間にゴールデンウィーク、お盆休み、クリスマス……といった具合に、1年が瞬時に過ぎ去る。
 そしていつの間にか、もう年を取ってしまっているのだそうな。
 
 
 思えば私もついこの前まで学生だった。
 ひとり立ちをして、アルバイトを3つ掛け持ちしながら大学院の授業と論文に勤しみ、ひぃひぃと就活を迎え、そこからタイムワープしたかのように勤続6年。
 
 あれれ、私はまだまだ新入社員だったはず……とうろたえるも、そんな日々も一瞬で去り、今や転職先の会社でバリバリ働きつつ3人もの後輩を抱える指導者の一人だ。
 あの先輩社員方々に甘やかされていた時代は、遥か遠い昔のことになっていた。
 
 
 そしてなんやかんやで2024年を迎えた。
 時は2024年5月半ば。
 
 
 今までであれば「え!もう5月が終わろうとしているのか」と嘆いていただろう。
 だが今年は違った。
 
 カレンダーの日付を見つめ、「ありゃ、まだ5月だったのか」とびっくりしたのだ:まずは思ったほど時間が経っていなかったことに、次に自分の感覚が今までと違っていたことに。
 
 
 思えば2024年に入ってから、随分と色んなことがあった。
 この数カ月は私にとってすごく長く、ついこの前の出来事も遠く昔かのように感じた。
 
 長く感じたのは、生き辛くて果てしないと思ったからではない。
 むしろその逆だ。
 
 もちろん嫌なこと、苦しい出来事もあったが、ほぼ毎日がとても生き生きと充実していた。
 
 
 どこかで聞いたのだが、新しい経験が増えれば、マンネリが減る分「時間があっという間に過ぎる」感覚も薄れるのだそう。
 加えて「待ち遠しい」体験も原因の一つになるそうで、まだかまだかと首を長くして待っている時間が長ければ、当然日々もスローモーションになる。
 
 この半年足らずの時間で、私の暮らしには様々な変化があった(引越しなど)。合わせて新たなチャレンジや、楽しみなイベントもたくさんあった。
 これらの出来事が、私の2024年のペースを下げたのだ。
 
 一日一日、毎瞬毎瞬を実にじっくりと噛みしめて過ごしてきた。
 当然重みがあって濃い。味わい深くなるのも不思議ではない。
 
 
 大人になってもまだこのような生活を過ごせるのはありがたいことだ。
 子供の頃のようにワクワク出来る、そんな体験を定期的に計画しスケジュールに落とし込むことが「あっという間」を防ぐコツなのだろう。
 
 これからもこのように生きていきたい。

📚計画的に「ワクワク」を!

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