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vs鹿島アントラーズ 雑レビュー

みなさんこんにちは。今週も頑張って書かさせていただきます。J1ホーム初勝利おめでとうございます!


【平河悠の独壇場】

あの日の記憶

2018年 天皇杯vs鹿島

いやーうっちーかっけぇ。鈴木優磨って若いのに9番でめっちゃ点取るやん。あっち側真っ赤じゃん。声デカいし応援すげぇ。J1の恐ろしさや、オリジナル10のクラブの凄さを肌身で感じた。
あの日から5年。我々はやり返した。点差は見逃して...こんな日が来るとは思いませんでした。チームはこんだけ成長している!そりゃ私は年齢とともに衰えていくよなと思いながら、勝利を喜びましたとさ。

選手評価

スタメン1-4-4-2

谷晃生 6.0 今節もいい意味で見せ場少なく。キックには課題あり。
鈴木準弥 6.0 あまり自身のサイドでのプレー時間が少なかった印象。
ドレシェヴィッチ 6.5 無駄に引きつけることなく、スムーズな攻撃を実現。
ミンギュ 6.5 強力2トップを怒らせることなく、完全に完封した。
林幸多郎 6.0 スプリント回数トップで攻撃に守備に、チームを土台から支えた。
仙頭啓矢 6.0 帰ってきたチームの心臓部。まだファール多め。
柴戸海 6.5 チームにフィットし始め、ボール奪取良し、ボール持っても良し。
バイロン --- 絶好調だっただけに残念。恐らく内転筋肉離れ1ヶ月程度か?
平河悠 7.5 また怪物を生んでしまったぜ町田。
藤尾翔太 6.5 今節も走行距離No.1。よく走って攻守のタスクをこなす。
オセフン 6.0 空中戦は鹿島の植田にも劣らず。そろそろ枠にシュートして欲しい。

藤本一輝 5.5 まだ遠慮してるのか、自信がないのか。本領発揮せよ!
下田北斗 --- ほっくん200試合おめでとう!
安井拓也 --- 彼を待っていた人結構いたんでは?
デューク --- もっと早く出てきたら点決めれるんじゃ...
黒田監督 6.5 良い状態で変えたくないのは分かる。しかし体力的に交代が少し遅い気がする。

試合総括

今節は、中盤の攻防が激しく、試合展開を言葉にして書き出すのが難しいなと感じてしまったため、試合総括や選手にフォーカスして書かせていただきます。

スタメン1-4-4-2

相手の先発は、怪我の関川に代わって急遽津久井がスタメンでプロデビュー。知念に代わって、樋口がボランチに入りパレジが右サイドでスタメンに。
本日の審判団は審判員交流研修プログラムにより、アメリカサッカー協会から派遣された審判団が担当しました。てか最近、神戸の三木谷社長がMSLの審判を見下した発言してましたね。とてもじゃないけど日本のレフェリーよりも何倍も良かったですよ。基準も統一されてるし、チャージのレベルもある程度許容され、試合の基準や強度を上げて、魅力のあるゲームを作ってくれてたと思います。

守備陣を牽引したドレシェヴィッチ

今節も試合開始のプレーでゴール前に迫る。開幕戦も仙頭のミドルから試合が始まり、幸先のいいスタートに。そんな中、佐野海舟からバイロンがボールを奪い、藤尾と繋ぎ最後は平河のゴールで先制。やっとセットプレーではなく、試合の流れからゴールを奪えて一安心。そんな矢先バイロンがボールに左足を乗せ、重心の乗った右足内転筋を負傷し藤本と交代に。今節もCBの安定感は驚異的で、鹿島の枠内シュートは3本。体感的には3本も打たれた?という感じでしたが、谷もしっかりと構えていると考えると、やっぱり安心できる守備陣ですね。ボールを保持しているのではなく、保持させられていたように見えたが、そこに苦手意識はなく後ろで相手の様子を伺いながら、セフンの頭に当ててサイドを使う攻撃が今回もうまくいっていた印象。ロングスローに対して新たな対策をされてきたが、キックと違い目線を遮られてもそんなに害はなさそう。近くに変更という技はできなくなり、少しプレッシャーがありそうだが、これで守備の枚数を減らせるのは大きい。

SPORTERIAより引用

柴戸は昨年終盤に見た宇野禅斗の要素を感じた。ボールを奪えて、ボールも保持して前進できる。開幕戦では奪取してからの前進の精度や、スピードが課題かなと感じましたが、試合を重ねるごとにクオリティが上がり流石の修正力だなと感じています。仙頭は相変わらず守備強度には慣れてないようで、アフター気味のチャージが気になるところ。あとはシンプルでスピーディーなボールが、オセフンがいるからと少し雑なルーズボールに見えてしまう。だがチームの舵を切って試合支配してることには変わりなく、やはり流石の貫禄がある。

町田を操る仙頭啓矢

藤尾は2試合連続で12kmを走り走行距離トップを記録した。ペナルティエリア外からゴリゴリドリブルでねじ込んでいくのは今年も健在で、ゴール前での仕事は少なかったが、オセフンの分までプレッシャーに行き守備陣の負担を軽減していると感じた。今節のボール奪取位置のデータを見ると、かなり高い位置でボールを奪えており、藤尾のランニングがかなり効いているのではないかと思う。セフン。枠にシュートが入れば言うことないよ。間違いなくポテンシャルはあるし、プレーの柔軟性やゴールに向かう姿勢はストライカーそのもの。あとはゴールにシュートを飛ばしてくれ。一点ゴールを決めればめちゃめちゃ乗ってくると期待してる。今節は、サイドバックからのクロスというより、前で奪って前で完結するような試合展開で、4バックは基本後ろで守り、前線は前で仕事をする、中盤はボールを回収して前に繋げていく、役割分けがされ各分野完璧にこなしていたので、前でボールが奪えて守備も崩れることがなかったのかと思いました。
対する鹿島はポポヴィッチサッカー全開でした。試合でやることは明確にして臨んでくる感じ。崩れていく感じもこれまで見たものそのものだった。基本はポゼッションベースで進めたいものの、上手くいかず結構早い段階から放り込んできて、セカンドは回収されてカウンターでひっくり返されてピンチを招く。このサッカーには懐かしさを感じました。

マンオブザマッチ(MOM)

№.7 平河悠
また町田が怪物を生んでしまったのかもしれない。対峙していた大卒ルーキーのDF濃野に、大卒ルーキー2年目としての洗礼を浴びせた。ハッキリ言って濃野選手が可哀想だった。前節攻撃にアクセントが足りないと感じたが、今節の平河はとことん好調で得意のドリブルは面白いくらい相手をぶち抜き、股を抜き、サイドをえぐり、ゴールを決める。今日は平河の独壇場であったと言っても過言ではないだろう。この試合は平河を世界にまた一歩近づいた試合になった。(行かないで)

元町田戦士たち

鹿島アントラーズ №.25 佐野海舟
監督 ランコ ポポヴィッチ
通訳 塚田さん

海舟が野津田に帰ってきたことはとても感慨深いことだったし、いつかは海外を経験して町田にまた帰ってきて欲しい。町田のゴール裏からも海舟を応援する声しか聞こえず、本当に愛されてるなぁと思うと同時に、今夏に海外に行ってくれ!と思いました笑。
個人的にはポポさんには感謝してます。確かに就任二度目の3年間は我々が想像していた3年間ではなかったと思います。しかし初めてJリーグという舞台を見せてくれたこと、J2という夢舞台に連れていってくれたこと、私はこれに尽きます。長野を揶揄するわけではありませんが、チャンスを逃したら長野のように、J2に行けそうで行けないクラブになっていたかもしれません。そういう面ではとても感謝しています。ポポさんも挨拶に来てくれてもよかったじゃん!塚田さん。あなたも好きよ。3人とも新天地で切磋琢磨して頑張ってください!

今節の戯言

「やっと借りを返せたぞ。海舟返して!」


※話題のブーイングについて

今回少し追加で書こうと思ったのは、Twitterで少し話題になっていたブーイングについて書かせていただきます。これは個人的な考え方なので、色んな考え方はあるんだなと軽く読んでいただけると幸いです。

J1になり圧倒的にブーイングされることが多くなってきました。私はゴール裏にいる身なので、不快というより逆にめっちゃ燃えてきます笑。最近は相手のブーイングは挨拶だと思いながら受け流しています。ブーイングというのは相手に圧をかける時に使うものだと個人的には思うので、サポーターが多いチームはやってもいいかなと思いますが、今の町田は使うことはないかなと思います。町田サポも肯定的ではないですし、何か恨みがあるクラブや選手がいるわけではないので。でも危ないファールされた時などは勝手に出てしまうことが私もあります。そのあとはできるだけ、チームを鼓舞する声をピッチに叫んだり、応援中は応援を続けようと心がけています。そっちの方が選手も嬉しいし、サポも気持ちいいと思います。町田は町田らしさを持って温かさがある上で、かっこいい応援をして新規サポも入って来やすいゴール裏を作っていければと思います。

まあヴェルディ相手だけはやっていいと思います。
それが一つのエンタメだと思いますので。

応援について色々な声が聞こえますが、意地になってそれは粗探ししてるだけじゃ?と思う意見も時々見られます。考えは人それぞれなので否定はしませんが、開幕戦からコールも良くなってきてると思います。応援団体に少し苦手意識を持っている人が多いかと思いますが、発展途上で若い子達が頑張っていると感じますので、新たな形についていけるように私も頑張ろうと思います笑。
ふれあいサッカーはやっぱり最高!


それでは次は札幌ドームでお会いしましょう!


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