サードスペースにMOOCのショーウィンドウ!?

地方の公共スペースの在り方

教育拠点としてこれからお寺を開放するにあたり、いろいろと書籍を読んでいるんだけど。

「未来の図書館はじめませんか?」

この本にはこう書いてあった。

都市と地方の学習機会の格差の一つに高等教育機関の有無がある。

公共スペースにMOOCのショーウインドーを

そこで、公共スペースに、無料オンラインデジタル講義MOOC(インターネットを通じて無料で世界各国の有名大学の授業を受けることができる)が受けられる環境があればいいんじゃない?と。

ショーウインドーとして「こんなんありますよー」「使ってよー」と利用して、家に「MOOC」をやろうとする気持ちを持って帰ってもらう。

あとは家でインターネットを開けば誰でも受けられる。


MOOCとはの説明はこちら


MOOCの現状

これ自体は日本でサービスが開始されて10年近くたつのですが、

問題点というか、

現状として、日本での利用者は都市部大学以上を出た人が圧倒的に多く、しかもサービス発祥地のアメリカに比べると利用者が高年齢だそうで。


「質の高い教育をすべての人へ」というコンセプトの一番影響の与えたい層なのは高等教育の環境が成熟してない地域の大学入学前なのだと思うのだけど。その層の利用者は少ないのが現状らしい。

そして、「MOOC」。コースの修了率率が1桁台でめちゃくちゃ低いらしい。

公共スペース(学校でも自宅でもないサードスペースな場所)にMOOCがあれば修了率もあがるんじゃない?


ってことで。

お寺にMOOCのショーウィンドー

お寺にMOOCをショーウィンドー的に使えるようにするの、いいんじゃない?なんて妄想中。

無料で利用できて。

MOOCを楽しんじゃってる人がそこに一人いて。

それが伝わっていく形が理想だな。


うん、そして、地方の図書館にも広まってほしい。