ゼロノワ不動産

宮城県仙台市の工務店「建築工房零」内「ゼロノワ不動産」。 縁の重なりを大事にし、育んで…

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宮城県仙台市の工務店「建築工房零」内「ゼロノワ不動産」。 縁の重なりを大事にし、育んでいきたい、そしてその輪を広げていきたいとの思いを胸に毎日お仕事をしています。 https://www.zerocraft.com/estateblog/

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今更の自己紹介

もしかして、「不動産屋さんって、なんか怖いな」とか、「相談しにくいな」などのイメージ、ありませんか? ゼロノワ不動産に限っては、そのようなことは全くございません!笑 ということで、今日は自己紹介を(今更)したいと思います。 このnoteはじめ、 ゼロノワ不動産インスタやツイッター、ブログなどのいわゆる「中の人」、高山裕佳と申します。 「ゆか」と読みます。男字といいますか、幼少期には「ひろよし」なんて呼ばれたこともありますが、ゆうかでもひろかでもなく「ゆか」といいます。

    • 低未利用土地とは

      こんにちは。 ゼロノワ不動産こと不動産事業部 高山です。 今日は過去ブログ記事から。 2020年7月1日に施行された税制特例措置についてお伝えしたいと思います。 皆さんは「低未利用土地」って聞いたことありますか? これは二つの意味が含まれています。 ひとつは「低利用地」。周辺地域の利用状況に比べて利用の程度(利用頻度、整備水準、管理状況など)が低い土地を指します。一時的に資材置き場にしているなどの土地はこちらに該当します。 もうひとつは「未利用地」。適正な利用が図ら

      • まるっと「借り上げ」とは

        こんにちは。 ゼロノワ不動産こと、不動産事業部 高山です。 さて、先日お客さまから 「買取はわかるけど、借上ってなにかしら」 というご質問を頂戴しました。 ゼロノワ不動産では「まるっと買取・借上」サービスを行っておりますが、 確かに買取よりもなじみのない言葉かもしれません。 もし、あなたがどこかに不動産、例えば3階建てくらいのビルを所有していたとします。 各階に1室あるとして、3室。これが今すべて空いていることにしましょう。 売却する予定も使用する予定もない

        • 意思能力

          高山です。 2020年に施行された改正民法。 基本的にはこれまでの判例を明文化しよう、という内容になっております。 なので、「え、そんなことってあるの!?」というようなこれまでと真逆のような内容はないはずですが、 以前にも触れたように、より一層買主・借主の立場に寄り添った法律になっています。 売主・貸主は自分の資産である不動産について、うそ偽りなくというところはもとより 「買主さんや借主さんがこの契約で求めているのはなんなのか」を念頭に置く必要があるわけです。 そん

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        今更の自己紹介

          めぐり逢い ~土地を選ぶ、とは~

          さて、今日は「土地選び」をテーマに。 「どこかに新しく家を建てよう!」 というケースでお話をします。 家を建てよう!というときに絶対必要なのは「土地」です。 当たり前ですね。 中には既に土地をお持ちだったり、ご実家の敷地内での計画であったりなど「土地」について予め決まっている方もいらっしゃいますが 半数以上の方が「土地を探す・選ぶこと」からはじめることになります。 では、 「土地? 宮城県内どこでもいいよー♪」 っていう方! 手を挙げてみてください。 ・・・

          めぐり逢い ~土地を選ぶ、とは~

          「住」に携わって

          ゼロノワ不動産スタッフとして日々精進している高山ですが 故郷札幌に暮らしていた若かりし頃は主に飲食店の接客をしていて、 コーヒーを運んだりケーキを売ったりしていました。 出産育児でしばらく子どもたちと一喜一憂の毎日を過ごしたのち 色々あって仙台に落ち着き、現在に至りますが 「食」にかかわる仕事から、 「住」にかかわる仕事に携わるようになった自分をふと思ったときに、 亡き父を思い出します。 配管工だった父はとにかく仕事人間で、時には早朝から深夜まで現場で作業する

          「住」に携わって

          ゆっくりと一歩ずつ、でも確実に進む

          今日はブログ過去記事から。 ↓ 複数の問題を抱えている空き家についてご相談をいただきました。 敷地に極端な高低差があって建物はかなり古く、家の中には残置物がそのまま。 更には両隣との間にあるブロック塀は、撤去しようにも隣地側が高くなっていて容易に行かない・・・ ご相談いただいたのはTさんとOさんというご姉妹なのですが、 空き家を管理していくのは年齢的・体力的にも負担が多く、 今後更に建物が傷んだ時、近隣に万が一迷惑をかけてしまったら・・・という不安も強く お悩みでいら

          ゆっくりと一歩ずつ、でも確実に進む

          契約はいつ成立するのか

          こんにちは! 高山です。 寒さも本格的な今日この頃、私は元気ですが、元気な時こそ、いろいろ(体力、気力、もろもろ)蓄えておかねばなと気を引き締めております。 さて、前回から民法改正に絡んで、不動産に関わりの強いところを書かせていただいています。 「契約不適合責任」という考え方の登場により、 ひとつひとつの契約の個別性がより重要視されるようになりましたが、 そもそも「契約」って、どういうときに成立しているんでしょうか。 「そりゃあ、契約書交わした時だよ!!」 はい

          契約はいつ成立するのか

          改めてシリーズ2「瑕疵」

          2020年の民法大改正から4年が経とうとしています。 不動産取引上大きかったのはやはり 「瑕疵担保責任」⇒「契約不適合責任」へ というところではないでしょうか。 日本語、文字が大好きな私ですが、いいよなあと思うところのひとつが 漢字からその言葉の意味のおおよそを理解できるところ。 なのですが 「瑕疵(かし)」ってまず、あんまり聞かない言葉ですよね・・・ 瑕疵というのは、「キズ」や「欠陥」という意味です。 不動産の場合だと、瑕疵には4つの種類があります。 1.物

          改めてシリーズ2「瑕疵」

          今更ですけど改めて、「買取」って。

          さて、今日は「不動産買取って何なんだ」の回です。 これまで、 「そのまま買い取れます!」 などと散々お伝えしていたのですが、 結構「買取ってどういうことですか?」というご質問をいただきます。 売却(仲介)と違うの? 手放すのは一緒ですよね? という感じです。 土地や建物を売ろう! と考え、ゼロノワ不動産に相談していただくと 非常にざっくり大きく分けると二通りの道があります。 【仲介による、売却】 一般的なのはこちら。 ゼロノワ不動産が間に入り、実際に土地や建物を求め

          今更ですけど改めて、「買取」って。

          「所有者不明土地」解決へ~中間試案の概要(2019年記事)

          こんにちは。ちょうど4年前にブログで上げていた記事。 所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法(所有者不明土地法)については令和4年に改正され、やっと取り組みが動き出したところ。 中間試案にまとめられていた「相続登記義務化」はついに来年、令和5年春から施行され、過去の相続についても対象となることに注意が必要です。 過去記事転載しますので、よかったらお読みくださいませ。 そして、関連することで疑問や相談があればいつでもお問い合わせください。 -----------

          「所有者不明土地」解決へ~中間試案の概要(2019年記事)

          過去のこと、未来のこと

          秋ですね。 食欲も睡眠欲も増している高山です。 さて、あなたは「過去」のことが気になるタイプですか?? 「あの頃に戻れたらなー」 「今が楽しければ!」 「タイムマシーンに乗るなら絶対未来に行く」 様々ですよねー。 私は性格的にあまり過去を振り返りませんが、 こと土地の調査については可能な限り過去について調査します。 土壌汚染の危険性。 過去の災害履歴。 近隣の事件事故。 情報量は膨大ですが、確認できるところまで調査をします。 調査の仕方は、役所での調査

          過去のこと、未来のこと

          ゼロノワ不動産、査定への想い

          高山です。不動産の相談というのは、何にお困りなのかを整理するためにも具体的にお話をお伺いする必要が出てきます。 査定をするにも、当然その物件の場所の特定が必要で、 「どこどこの何丁目の査定」というような広範囲での査定は難しいのです。 仮に大体で出たとしても、ほとんど参考にならないでしょう。 建物がある場合はもちろん、土地も一つとして同じものはありません。 形状はどうなのか。 一本道路が違えば、その道路の種類や幅によって、大きく価値が変わることも少なくありません。

          ゼロノワ不動産、査定への想い

          つなぎたい。~住宅確保要配慮者と、空き家~

          すっかりセーターの季節になりましたね。 不動産事業部 高山です。 さて、今日は住宅確保要配慮者を守るための法律、住宅セーフティーネット法の第2回です(第1回はこちら)。 空き家は増えていて社会問題にもなっている現状に対して、 住むところを必要としている人の入居がなかなか叶わない。 なかでも単身高齢者については、もし何かあった場合の部屋の改修費などをオーナーが懸念し、 入居拒否のケースが少なくありません。 こうした問題解決の一助になるよう定められたのが「住宅セーフティー

          つなぎたい。~住宅確保要配慮者と、空き家~

          ハザードマップの重要性~令和元年台風19号

          令和元年台風の時に書いた過去ブログです。今もハザードマップの重要性は変わらず、各自治体更新頻度は上がっています。 この度の台風19号で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。 一刻も早くこれまでのように暮らせるよう願いますとともに、私たちもできることを考え、行動していきたいと思います。 お困りの方、例えば被災されて当面の住居の確保に困っていらっしゃる方など、私たちでも何か力になれることがあるかもしれません。 いつでもご相談ください。 9月に猛威を振るった台風

          ハザードマップの重要性~令和元年台風19号

          「住」の確保が容易にできない・・・「住宅確保要配慮者」とは

          お鍋がおいしい季節到来! 日本酒が呑みたい、不動産事業部 高山です。 秋が深まってきて、美味しいものが増えたり、重ね着でお洒落を楽しめたりと 衣食住の「衣」「食」が楽しめる季節。 しかし、これらの根っこにあるのは「住」なんじゃないかなと、思うんですよね。 炬燵でお鍋を囲む。 秋の新作ワンピースを仕舞う。 これらは住まいあってのことと思います。 「そんなの当たり前でしょ」 と思うかもしれません。 でも、これらがかなわない人、かないにくい人がいるのです。 「住

          「住」の確保が容易にできない・・・「住宅確保要配慮者」とは