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動物を飼うということ~Part~7~

ここまでの流れは、Part1 からどうぞ☟


我が家で保護した子猫のしんちゃん。推定1カ月。

猫エイズに感染しており、ひどい猫風邪をひいてガリガリに痩せこけているしんちゃん。ついでにちょっと斜視も入ってて目もあまりよくない様子w


早くこの猫風邪を治してやりたい...でも抗生物質が効かず、最も弱い抗生物質を目薬に混ぜただけでも、下痢を起こしてしまう。


お薬に頼れなくなった私は、しんちゃんをアロマセラピーで徐々に元気にしていく方法を選びました。


最初の1週間はほぼ動きが無く、毎朝鼻水と涙で顔中バリバリ、お腹もゆるく、日に何度も盛大なくしゃみと共に鼻血を吹き散らしていました。


が…


10日ほど経った頃、涙と鼻水の色が少し黄色味を帯びてきたことに気付きました。

涙も鼻水も相変わらず出るのですが、鼻水はそれまでの真っ白い鼻水ではなく、少し黄色みがかったものになってきました。

また涙は、それまでの粘着性のあるねっとりしたものから、多少さらりとしたふき取りやすいものに変わってきたのです。


鼻水や涙の色や粘っこさは、人間でもそうですが、健康チェックのバロメータになります。
黄色の粘っこい鼻水は、体内で死んだウィルスや細菌と、それらと戦って死んだ白血球が混ざったもので、風邪の回復の兆しであることが多い。


徐々に、ではあるけれど、自分の選んだアロマセラピーが確実に効果を発揮しつつあることに気付いた時、どれだけ嬉しかったことか...

これで良い、大丈夫、と思えた瞬間でした。



また、この頃から、しんちゃん自身も、徐々に食欲が旺盛になってきて、それまでよりもガツガツとよく食べるようになりました。


食べる。


単にこれだけの行動が、こんなにも安心させてくれるものか、と心からホッコリしたのを覚えています。


ただ、鼻がろくに利かず、目もあまりよくないしんちゃん、自分のご飯と兄のご飯の違いは愚か、紙でもゴミでも何でもかんでも食べようとするのには困りました。

見つけたら1つ1つ言って聞かせて、これは食べ物じゃないからね、と口をこじ開けてみると、子供の消しゴムや何かからかじりとった銀紙だったこともありますw

ほんっとうに鼻~口~喉周りの感覚が、風邪のせいで鈍ってしまってるんですね…

これは長い戦いになりそう、と思いましたw



アロマセラピーは、投薬と違いなかなかすぐには効きません。時間もかかるし、効果も穏やかです。

でも、今回のように、にっちもさっちもいかない場合、かつ、時間をかけることが許されている場合、とても有効に作用することがわかりました。


さらに、小さな頃から使用していたからか、個体差なのかはわかりませんが、猫によってはアロマセラピーを嫌わず、とても好む子もいるようです。


我が家のしんちゃんは、私がディフューザーを稼働させると、必ず寄ってきてまず最も近い所で蒸気を吸い込み、香りを確認しますw

柑橘系の香りなどはあまり使わないようにしていますが、たまに使っても、嫌な顔はしないので、基本好きなのだと思います。

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このようにして、我が家では、猫エイズの子猫と、健康体の先住猫とを隔離せず、アロマセラピーを取り入れた環境で一緒に育てています。


現在は、2匹はとても仲が良く、プロレスごっこしながらも、兄猫のゼロ君が事あるごとにしんちゃんを舐めてやっています。

しんちゃんも、ゼロ君のことが大好きなようで、ずっと後を追っていますw



アロマセラピーの道を選んで約5か月。約半年になったしんちゃんの鼻風邪は、ほぼ気にしなくて良いくらいの段階まで回復しました。

あれほど心配した鼻血も、2か月後にはすっかりなくなり、今ではくしゃみも出なくなりました。


鼻も随分と効くようになってきたようで、食べ物とそうでないものの区別もつくようになりましたし、それによる食欲不振も改善されたようで、今ではすっかり食欲旺盛な育ちざかりの子猫といった感じです。

先日体重を計ると、3.8kg、出会ったときの10倍近くになっていました🙈


今でも、毎朝、フランキンセンスとコパイバを希釈したオイルで顔を拭き、1週間に1回は肩胛骨の間にそのオイルを数滴垂らして健康管理をしています。詳しくは Part6 参照☟


でもそのオイルは、最近ではほとんどゼロ君が舐め取っているような状態で、それはそれで2匹の健康管理になっているのかな、という感じですw




保護した猫が、猫エイズだった。


これって、非常に戸惑うと思います。怖いと思います。先住猫がいる場合、なおさらのこと。


でも、室内飼いの場合、個体同士の仲が良ければ、双方の健康管理をしっかり行いながら、隔離せずに共存させることは可能です。


もし、あなたもこの先、猫エイズちゃんに遭遇することがあったら、怖がらずに猫エイズの子を手元に置いてあげてくださいネ。大丈夫ですから。


これで、『動物を飼うということ』シリーズは一旦終了となります!
次からは我が家の先住猫 ゼロ君 と しんちゃん の今日の様子を上げていきますね!今後とも応援よろしくお願いします!


🐈しんちゃんの生い立ちシリーズ🐈

しずくライン

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