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格闘ゲームのコミュニティと製作者が共有していない勢い【ストリートファイター6】

ストリートファイター6にキャラクター「ルーク」役で参加している英語版の声優 Aleks Leさんが、収録時の裏話をXで公開しています。

レッツゴーの裏話

Aleks Leさんは自分の担当するキャラクターが勝利し、ラウンドを取得した時のセリフが「Yes! I won!」だったので格闘ゲームにしては普通かな?と思いました。

そこで、格闘ゲームの大会での実況や格ゲーストリーマーがよく使う「レッツゴー!」というフレーズが合うのではと考え、「ラウンド取得時に"LET'S GOOOOOO"って言って良いかな?」と相談したところ、

「勝負に勝った後だぞ?どこに行くつもりだ?」

と真面目なトーンで返され反対されたようです。

その後「これはマジなんだ、信じてくれ」と説得し、採用されたレッツゴーは「猛プッシュして格ゲーコミュニティのために入れておいたぜ…」という裏話をしていました。

プレイヤーがレッツゴーと言ってると知っているゲーム開発者は少ない?

レッツゴー自体はFPSや格闘ゲームの大会で毎回必ず聞く気がします(裏話下のXポストで引用している場面や、以下の動画冒頭など)

ただし、ゲーム作ってる人間が休日に自分の作ったゲームの大会を見てる訳じゃないんだから知らなくても普通ではあります。実際、今回のようにゲームコミュニティに馴染み深い声優と、ディレクターの間にゲームに対するイメージの差がありました。

ゲームの方向性を行う職であってもコミュニティの意見は聞くと思うので、Aleksさんのように意見を言うとユーザーの意思も取り入れられる可能性はあります。
また、新作のFPSのようにゲームのコミュニティが若ければ新しいデザインやメカニズムがゲームに入ってきて、逆にコミュニティが年長者主体なら保守的な物になるでしょう。

とはいえ、アメリカの格闘ゲームとFPSのコミュニティは世界で一番歴史があるので、レッツゴーを本当に一ミリも知らないって事も無いと思うんですけどね…

以上です。
これは誰が悪いとか無いんで、各自コミュニティと自分を信じて下さい。

感謝します