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【要約】『50代からの「確実な」お金の貯め方、増やし方教えてください』

いつも記事をご覧いただきありがとうございます!

今回は、『50代からの「確実な」お金の貯め方、増やし方を教えてください』という本を読んだので、その要約を書きました。

50代で、自身や配偶者の老後が心配な方はもちろん、20〜30代で親が50代の人に対しても親の老後を考える上で非常に大事な本だと感じます。

特に自分は、母親が57歳にも関わらず認知症で要介護状態は2。家を出ると自宅に帰ってこられないこともしばしばあり、もちろん仕事もしていません。

父親に関しても、貯蓄はほとんどなく、身体的にもこれからあまり働きたくはなく、子供のお金を頼りにしている様子。

そんな様子を見ていた私は、「親の老後は自分がなんとかしないと家族が崩壊する」とそう感じました。そう思っていた時に、この本を読んで、非常に参考になったので、要約を載せておきます。

自身の老後に悩む50代の方、もしくは親の老後に悩む20〜30代の方の参考になれば幸いです。

第1章 一生お金に困らないための「お金の常識」マネープランのスタートはここから

01 ホントに老後資金は2000万円必要ですか?

 年金だけでは2000万円足りない?/毎年の調査結果で数字が変わる/「平均」の数字に惑わされないように!/定年後の生活にかかるお金は?

02 年金はアテにできない?

 年金制度は破綻するの?/一生もらえる年金制度を大切に

03 会計の管理は夫の仕事?妻の仕事?

 クレジットカードで損をした人/じつは高収入の家庭の1割が貯蓄ゼロ
 50代のいまがラストチャンス

04 「投資」はギャンブルのようなもの?

 株式投資は怖い?/投資と投機は別のもの/投資には鉄則があります

05 生命保険は「掛け捨て」だとソン?

 「掛け捨て」はもったいない?/保険料のシンプルな仕組み/「お宝保 
 険」はなくなった/そもそもなぜ保険が必要なの?/保険料は助け合いへ
 の「参加料」

06 マイカー、マイホームを手放すなんて考えられない?

 高級品はだれのためのもの?/クルマって本当に必要?/いまの住まいが  
 終の棲家でしょうか?

07 プロが勧める金融商品は間違いない?

 選択肢が多すぎて選ぶのが難しい/何もお勧めしないという選択肢はない
 ウマい話なんてありません

第2章 だれでも簡単にできる「家計管理」の方法 これで、あなたの老後の不安がなくなります!


01 今後、いくらお金が入ってきますか?

 まずは現在の収入を確認/何歳まで働きますか?/年金はいくらもらえま
 すか?/企業年金の確認も忘れずに/退職金はいくらもらえる?/相続財
 産を受け取る可能性は?
 コラム 「働く」を考え直すー「アーリー・リタイアメント」と「FIRE」

02 毎月いくらお金を使っていますか?

 まずは1か月、使ったお金を記録/去年の貯蓄実績から支出をつかむ方法

03 あなたの家の資産と負債を確認しましょう

 「資産寿命」はどれくらい?/一覧表にまとめてみましょう/ローン状況
 も確認/バランスをチェックして借金を整理

04 将来どんな計画がありますか?

 子どもの進路によって教育費が変わる/住み替えも柔軟に考える/人生を
 楽しむためのお金も大事/万が一のときの予備資金も!

05 実際にお金がちゃんと回るのか

 これからの家計の流れを年表で見る/数字で見れば問題点が発見できる

06 問題を解決して「資産寿命」を延ばしましょう

 資産寿命を延ばす方法/安心して暮らせるよう、キャッシュフロー表を見
 直す

第3章 家計にゆとりを生む「お金の知識」 保障・保険・税金、知らずにソンしていませんか?


01 あなたが受け取れる年金はいくら?

 年金は3種類受け取ることができる
(1)老齢年金
 繰上げ受給、繰下げ受給、どっちがトク?/働きながら年金を受け取れる?
(2)障害年金
 がんや精神疾患が原因でも受け取れる
(3)遺族年金
 「ねんきん定期便」で計算できる

 コラム:「繰下げ受給」してもトクしないこともある

02 健康保険があれば民間の保険はいらない?

 健康保険:100万円の医療費が5万7600円に/リタイア後の選択肢は3つ/
 70歳以降は制度の内容が変わる

 介護保険:40歳以上の人が対象となる

 労働保険(労災保険・雇用保険):
 労災保険・・・メンタル疾患も給付を受けられる
 雇用保険・・・定年後に下がった給料もカバー/住んでいる自治体から助
        成を受ける

03 <ケース別>50代に必要な生命保険・損害保険は?

 入っておいたほうがいい保険・卒業したほうがいい保険
 <ケース1>子どもが大きくなって独立間近の人
 <ケース2>シングル
 <ケース3>子どもがいない夫婦
 <ケース4>まだ小さな子どもがいる夫婦

04 税金を取り戻して資産を増やそう

 払いすぎの税金はありませんか?
 医療費控除:5年前のものまで申告できる
 雑損控除:地震や台風などの被害に遭ったとき
 老人扶養控除:親と別居していても使える
 寄附金控除・ふるさと納税:所得税や住民税が戻ってくる

05 あなたにも相続対策が必要?

 相続税がかかるケースは1割弱だけど・・・/相続対策に「終身保険」を使う/法的に有効な「遺言」を残してもらう

06 これからの暮らしとお金にかかわるキーワード

 お金の環境はどう変わっていくのか
 ESG /インフレ/エシカル消費/SDGs /カーボンニュートラル/格安SIM・
 格安スマホ/キャッシュレス決済/健康寿命/サステナブル/サブスク/シェアリング・エコノミー/副業/ミニマリスト/リカレント教育

第4章 無理なくなく確実にできる「お金の増やし方」老後の資金を増やすためにやっておくこと

01 資産運用で気をつけるべきは5つのNG 

 ライフプランを無視した投資はNG /投資は「自己責任」、他人に頼るのは
 NG /短期的な利益を狙うのはNG /経済・金融に無関心なのはNG /オイシイ
 話を鵜呑みにするのはNG

02 始める前に知っておく投資の基本

 はじめにリスクについて知っておこう/「長期」「分散」でリスクとうまく付き合う/なぜ積立投資がいいの?
 コラム:「個人向け国債」と「新窓販国債」はリスクが違う

03 資産づくりの味方「投資信託」

 分散投資に効果的な「投資信託」/いろいろある投信のメリット/投信を
 選ぶ際のチェックポイント/インデックス・ファンドに注目

04 「つみたてNISA」と「iDeCo」を使いこなす

 使い勝手がいい「つみたてNISA」/つみたてNISA以上に税制メリットがあ
 る「iDeCo」/iDeCoの3段階の税制メリット/iDeCoは60歳まで引き出せ
 ない/65歳未満なら加入できる/iDeCoとつみたてNISAを使い分ける

まとめ

まとめ

この本を読んでみて、本当に、「自分でどれくらいのお金が今あって、どれくらいこれから使う予定があるから、これくらいのお金を用意しておく」というシュミレーションこそが一番大切だと感じました。

これは、恋人と飲食店にご飯に行く時を想像しても一緒ですよね?

まずは
・どこにいくのか?
・何を食べたいのか?
・予算はどれくらいか?
・予約は取れるのか?

などを考えますよね。これらのことのシュミレーションを詳しく行ったのが、このマネープランの設計になります。

多少面倒くさくても、まだ若い20〜30代からこれらのことを考えるか、また親の老後を惨めに過ごさせないために、考えてあげるのがいいと思いました。

自分もこれらの習ったことを、親と一緒に老後のことを考える時間を取ろうと思いました。

皆さんも自身の老後や親の老後のことを考えるために、これらのことの1つでも試してもらえれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

【紹介した本はこちらから読めます↓】


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