ー執念があればひらめきも生まれるー【安藤百福(日清食品創業者)】『日本の名言100 』2言/100言 解説

今日も記事を見ていただきありがとうございます!

世界では今もどこかで「名言」が生まれています。そんな中で私たち日本人の偉人が残した名言にはどんなものがあるのでしょうか?

私は、昔から名言や偉人が好きで、趣味で多くの偉人や名言を調べてきました。目にした名言の数は軽く1000は超えます。

その経験を活かし、「名言から元気をもらいたい方」「偉人が好きな方」「過去の偉人の経験から学び、今の自分を変えたい方」に対して、このnoteを書いています。

このnoteのシリーズでは、

先人の教え✖️賢人の知恵 日本の名言100』(総合法令出版株式会社 著者:木村進氏)に載っている日本人が言った「100の名言」について、1つのnoteで1言ずつ紹介していきます。

その際に、「名言の紹介」と「名言の意味と背景」、「現実生活での活かし方」を書きました。私は、名言を聞いて、現実生活で活かしてこそ本当の意味があると思うのです。

皆さんも是非、名言を聞いたら、現実生活でどのように活かせるか?まで考えて本noteを活用していただければ幸いです。

それでは早速名言の解説からいきます。

【安藤百福(日清食品創業者)】名言の解説

事業を始めるとき、
金儲けをしようという気持ちはなかった。
何か世の中を明るくする仕事は無いかと、
そればかり考えていた。

『先人の教え✖️賢人の知恵 日本の名言100』(総合法令出版株式会社 著者:木村進氏)p18

名言の意味と背景

解説する女性

 安藤百福氏は、1958年世界初の即席麺「チキンラーメン」を作った偉人です。安価で保存がきき、調理が簡単なインスタントラーメンは、宇宙食にも選ばれるなど、今や世界中の人々に親しまれている食べ物の一つです。

百福氏は、戦後の食糧難の中で「衣食住というが、食がなければ衣も住もあったものではない」という思いを抱くようになり、食品事業を手掛けることを決意しました。

その後脱税による嫌疑や判決を受け、拘置所へ収監までされています。
また銀行に懇願され理事長となったが、その後、背任罪に問われ、執行猶予付きの有罪判決を受けるなど、かなり苦労していました。

成功者は、成功した後の結果ばかり注目されますが、こういう苦労があってこそ自分の進むべき道を決めてブレなかったからこそ、成功したのでしょう。

銀行に対し不信感を抱いた百福は、「銀行には頼らない」と心に決め、日清食品の経営時には無借金経営を貫きました。

ここからインスタントラーメンの開発が始まります。
大阪府池田市の自宅敷地内に小屋を作り、かねてから構想を抱いていたインスタントラーメン(即席麺)作りに取り組み始めました。

早朝から深夜まで小屋に小森、インスタントラーメン作りに取り組む生活を何と1年間も行った。

開発の末、チキンラーメンが完成しました。チキンラーメンの需要はある日突然爆発しました。いくら売っても需要に追いつかない日々が続き、工場用地の購入代金をチキンラーメンの売り上げたった1ヶ月分で賄うことができたといいます。

そして、百福氏はチキンラーメンが空前絶後の大ヒットをした要因として、

・チキンラーメン発売と同時期にスーパーマーケットが加工食品を大量販売する流通システムを確立しはじめた
・テレビコマーシャルが効果を上げた。
・日本の消費者が食事に簡便性を求めるようになっていた。

の3つを挙げています。

また百福氏は、インスタントラーメンやカップヌードルの製法を特許で縛ることなく、世界中で広まることを望んだのです。

 そして、現在、日清食品グループは百福氏のポリシーである「食足世平(食が足りてこそ世の中が平和になる)」の考えをもとに、国内の貧困支援だけでなく、世界中の飢餓と貧困をなくすことを使命とする食糧支援期間・国連WFPを積極的に支援しています。

 百福氏が、名言で話したように、「何か世の中を明るくする仕事」を自分の手で見つけた瞬間がインスタントラーメンの開発だったのでしょう。

現実生活での活かし方

現実生活のイメージ

ここからは、この名言を「現実生活で活かしていくとしたらどうするべきか?」を話していきます。

この名言現実生活で活かすのであれば「自分のスキルで一人の人を喜ばせることを日夜考え、行動に移す」ということになるでしょう。

なぜなら、「目の前の人を喜ばせること」が、社会への価値提供であり、それを元に多くの人に喜んでもらった時に、大きく自分も幸せになれるからです。

あなたも、自分の行動のおかげで誰かに「ありがとう」と言われた経験はないでしょうか?

・おばあちゃんに電車内で席を譲って「ありがとう」と言われる
・会社内で後輩が困っている仕事を手伝って「ありがとう」と言われる
・自分のアドバイスで恋愛成就して「ありがとう」と言われる

こういう風に、自分にできることで誰かを喜ばせることができた時、人は自分も幸せになれます。そして、人を幸せにした分だけ、その幸せやお金を受け取れるのです。

そして、現実生活でこの名言を生かすとしたら、まずは「一人の人を喜ばせること」が大事になってきます。

一人の人を喜ばせると考えると、この人はどういう外見でどんな性格でどんな過去があって、何をしたら喜ばれるか、何をしたら嫌われるかをトコトンまで深堀りすることができます。

全員に大満足してもらえるサービスなんてどこにもありません。500円で配送料やビデオが無料で見られる「Amazonプライム会員」だって、誰かにとっては満足でも誰かにとってはあまり価値のないものです。

だからこそ、「まずは自分が今までやってきたこと・スキルを深掘りして、目の前の人を観察し、その人に対して自分が何を提供できるのかを日夜考え、実行に移していくこと」

これが現実生活でのこの名言の活かし方だと思います。

まとめ

まとめ

 今回は、『先人の教え✖️賢人の知恵 日本の名言100』(総合法令出版株式会社 著者:木村進氏)に載っている100の名言の1つとして、

【安藤百福(日清食品創業者)】の

事業を始めるとき、
金儲けをしようという気持ちはなかった。
何か世の中を明るくする仕事は無いかと、
そればかり考えていた。

『先人の教え✖️賢人の知恵 日本の名言100』(総合法令出版株式会社 著者:木村進氏)p18

を紹介しました。

今回の名言の意味と背景は、【どんな困難にぶち当たっても、自分のできることを諦めずに行動し続けること】でした。

また現実生活での活かし方は、【自分のスキルで一人の人を喜ばせることを日夜考え、行動に移す】になります。

また名言を聞いて、それで終わってしまっていてはもったいないと思います。説話を活かすためにも、是非「現実生活での活かし方」を参考にして、行動してみてください。

もし不明な点があれば、コメント欄での質問もお待ちしています。

今後も偉人の名言や行動を通して、あなたの人間関係やお金、生き方、健康などの悩みを解決する情報発信をしていくので、フォローお願いします。サポートもお待ちしております。

最後まで見てもらって、本当にありがとうございました。
また次の記事で会いましょう!

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