クリエイターが嫌いだ

 僕は創作が好きだ。たまに詩を書いたり、短歌を詠んだり、小説を書いたりする。ブログを書くのも好きだ。

 クリエイターがAIに脅かされて、阿鼻叫喚になっている。自分の声や絵柄を盗まれた、と発狂している。これでクリエイターの本性が全部出たと思う。
 例えば法律で表現の自由を奪われるなら、声を挙げてもいいと思う。自分の創りたいものが創れなくなるのは、創作が好きな人にとって最悪だと思う。僕も反対運動をする。けれど「他人が楽に絵を描くこと」に対して物凄い怒るのは、「自分達が積み上げてきた既得権益が壊されるから」だろう。
 「クリエイターは自己実現の鑑だ」みたいな風潮があるから、神様扱いされてきた。僕は、クリエイターは創作が好きじゃないと思う。創作が本当に好きなら、創作を「手段」にして、権力や金を「目的」にするなんてことはしないと思う。創作が「目的」ならば、AIに怯える必要は全くないし、結局目的は金や権力だったんだなとハッキリした。

 「特別な人間でありたい」という浅ましい思いから創作をするんだけれど、「俺から音楽を奪ったら何も残らない」みたいな顔をするから嫌いだ。別にAIがあんたよりいい音楽を創るとしても、趣味で音楽を創ればいいじゃん。
 本当に創作が好きなら、誰でもが時間を大幅に短縮して創作できる時代になったことを喜ぶべきじゃないか?

 僕は仏教が大好きだから、仏教の教えや坐禅が広まればいいなと本気で思っている。だからこういうブログも書いている。自分が時間をかけて学んだことも全部共有したい。
 僕の友人には本物の芸術家がいるが、「別にどうでもいい」とAIを全く意に介していない。発狂しているのは金と権力欲のためにクリエイトしていた我利我利亡者だけだと思う。クリエイターは、創作を冒涜しているから嫌いだ。

勉強したいのでお願いします