ミルチョ・マンチェフスキー監督『ビフォア・ザ・レイン』突如現われたマケドニアの才能
<作品情報>
<作品評価>
80点(100点満点)
オススメ度 ★★★★☆
<短評>
上村
「言葉」「顔」「写真」の三つの章からなるオムニバス…ではなくそれぞれが微妙に、かつしっかりと繋がっています。端的に言うと最初と最後が同じシーンになり円環構造になっています。
三つの「愛する者の死」を描くが、一概に愛といってもそれぞれ異なります。男女に芽生えつつある愛、離婚を切り出した直後の愛、血縁者という愛…それぞれが様々な人に影響を及ぼし悲劇がもたらされるのです。
マケドニ