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実録!ChatGPTに、描画AI用のプロンプトを作らせる~第二段は日本のお正月のアレコレ

今は2023年12月31日の21時頃、あと数時間で来年になってしまう。
今年はChatGPTだの描画AIだのの、生成AI方面で随分と楽しく過せた。
30年前の自分が想像すべくもなかった、超高度な技術によるキテレツな世界が到来している。だからって人類の未来が手放しで明るいとは全然思えない昨今、しかしそれは技術がどうのという問題にはそもそもあまり関係なく、使う側(人間)の頭や欲望が中世どころか原始人時代から恐らく殆ど変わってないせいである。それ位どっちかって言えば自分は、人間の本性についてはプチ絶望しているタイプです。

もとい、ChatGPT(及び描画AI)は日本の伝統習俗をどの程度学習しているのかちょっと興味が出て、「鏡餅」をChatGPTに描画AI用プロンプトとして描写させてみた。それが以下の実録。「おせち」とか「キモノ」でなく「鏡餅」にしたのは、前者2つについては既に生成AI君たちは「かなり知ってる」のを以前実験して知ってるからである。即ちあまり面白いことを言ったり描いたりしてこない、で、あえてニッチ方面にしてみたんですね。

私:
日本の鏡餅知ってる?あれを、描画AIに描かせたいのでプロンプトを考えよ。

ChatGPT:
もちろん、鏡餅は日本の伝統的なお正月の飾り物であり、ご提案いただいた描画AIに対するプロンプトを考えますね。以下はプロンプトの例です:

「伝統的な日本のお正月の飾り物である鏡餅を、美しく描画してください。鏡餅は二つ以上のもち米が重なった円形の形状をしており、通常は小さいものから順に三段になっています。
各もち米の層の間には飾り紐や橙色の紙が巻かれ、上部には橙色や白い布でできた飾りを添えること。
鏡餅は日本の伝統やお正月の象徴として、力強さと優雅さを表現してください。」
このプロンプトを使用することで、描画AIにお正月の雰囲気や日本の伝統を反映させ、美しい鏡餅の絵を得ることが期待されます。

私:
(なんかところどころ違ってる気もするが・・・)もっと短くてもいいよ。あと、鏡餅のてっぺんには普通、みかんがのっかってる。

ChatGPT:
理解しました。以下は新しいプロンプトの提案です:
「日本の伝統的な正月飾りである「鏡餅」をエレガントに表現しなさい。丸い餅を段々に並べ、飾り紐で飾り、その上にみかんを置くこと。」

同じくChatGPTにこれをさくっと英語にしてもらったあと、描画エンジンのLeonardo.aiにて描画。

AIの鏡餅その1
AIの鏡餅その2
AIの鏡餅その3

ん~、もはやその3が「惜しいっ!」と感じるほど、ド派手に間違っててこちらの睨んだ通りだった。つまりまだ、AIの学習の波は鏡餅方面には至っていない(すぐ至っちゃうだろうけどね)。その後、門松についてもプロンプトを創らせ、Leonardo.aiが繰り出したのがこういうの。ChatGPTと描画エンジンの間違いが二重になるので、かなり笑かしてくれる。

AIの門松

来年の年末にもまた「鏡餅」と「門松」のお題を出して、生成AIの進化度合いの観測をしてみようかしら。一般人のやるこういう定点観測が、どんな意味を持つかはわからないけど・・。

そういえば・・といいつつ宣伝ですが、GMOペパボ(株)運営の販売プラットフォームminneにて、ChatGPTプロンプトによるものを含むAI画像の壁紙のダウンロード販売を始めております。よろしければご覧ください。第一弾シリーズは、【サイバーパンクなクリスマス】(クリスマス、もう終わってるw!ですが。)

ともあれ、生成AIが人間の愚かさからくるあれやこれやの良からぬことに使われることなく、生きとし生けるものの幸せがついには実現することを願いつつ、

皆様の、新しき年益々のご多幸をお祈り申し上げます。

ではまた。


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