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ギターのある暮らし#7 ABCとチューニング

コードチェンジがまだ上手く出来ないけれど、
簡単なコード進行の曲ならば、なんとなく曲らしく聞こえるようになってきた。

ピアノのレッスンは、音階を「ドレミファソラシド」と呼ぶ。
これはイタリア語だ。
でもギターは、「ABCDEFG」。
ちなみに日本語は「ハニホヘトイロハ」。
なかなか日本語で呼ぶことはないけれど、ハ長調とかイ短調とか言う、このカタカナは一体何?と幼い頃思っていたけれど、そう言うことでした!

「A」=「ラ」=「イ」
「B」=「シ」=「ロ」
「C」=「ド」=「ハ」
「D」=「レ」=「ニ」
「E」=「ミ」=「ホ」
「F」=「ファ」=「ヘ」
「G」=「ソ」=「ト」

でも、カポタストをつけると音は変わるはずなのに、
つけてもつけなくてもCコードはCコードと呼ぶことにしばらく疑問が頭の中をぐるぐるした。

とある知人に、
「指の形の事じゃない?カラオケで半音上げたり下げたりするのと一緒で、ただ歌いやすくしているだけ。」

Cコードの、「C」は「ド」の音。
つまり、一番低い音(ルート=根音)が「ド」の音だという事になる。
でも、カポタストをつけると、ルートは「ド」ではなくなる。
でも「Cコード」。

え?なんで?なんで?

音符のおたまじゃくし(♪)を追いかけていると、パニックなので、しばらく音符は考えずに、とりあえず、コードとコードチェンジがスムーズに出来るようになるのが先かと、基本と曲の練習に励む。

ギターは面白い。
ピアノは88個の鍵盤の中で、同じ音は一つもない。
けれどギターは違う。
隣の弦に同じ音があったりする。

コードも。「Cコード」と言ったって1つではない。

ピアノは音階という階段を低い音から高い音へと登り続けている。逆もしかり。

でもギターは、6弦から1弦まで、段違いで登って行く。

とりあえず、開放弦(何もおさえていない状態)の6弦から1弦の音を覚えると、時間はかかるが音階を追っていける。

そして、チューニング。
意外とピアノをやっていたりすると、正確ではないけれど、あれ?音ずれてるかな?と思ったりするものである。
それでも、湿度なんかでギターは毎日チューニングは変わるし、
やっぱり、乾燥している時の方が音がよく聞こえる。
と思って湿度計を買ってみた。

とある雨の日
パーフェクトラインがやはりいい音



高校生だった頃の記憶を辿ると、音叉は「A」(「ラ」)の音。そして、それは5弦の開放弦の音。

25年前に買った音叉


先ずは5弦を合わせ、5フレットで各弦のチューニングが出来る。
(※3弦は4フレットと2弦の開放弦が同じ音)

『ギターコードブック』水城貴志(西東社)


最近は携帯電話のアプリでチューニング出来るので便利だ。


幼い頃、ピアノを習っていたけれど、
曲の練習をしていただけで、音楽理論的なことは一切学んでいない。
ギターの構造を知るたびに、なるほどな、と思うことが多く、また意外と覚えることも多いことに、少したじろぐ。だからこそ、みんなが知っているような曲を少し弾けるようになって、それでギターをやめてしまうパターンも想像できる。

今までだったら、そんな想像通りな気もするけれど、
今は手元にあるYAMAKIをもっと鳴らしたいと思っているので、焦らず、コツコツそんな仕組みにも少しずつ向き合いたい。



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