シェイク飲み比べ ～函館カフェ編～【NK2FARM】
ご無沙汰すぎて「終わってなかったんだ」と思われるかもしれないが、当の私は次の機会をずっと窺っていた。つまり、温かくなるのを待っていた。
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ストーブの前を陣取ったり、すぐに熱い紅茶が飲めたりする「おうちアイス」と違い、そのときの体感温度で飲めるかどうかが決まる「おそとシェイク」はハードルが高くなってしまう。
いくら行きの車内を温めたところで、店に入るまでの数秒～数十秒で身体が一気に冷えるし、飲んだ後はシェイクに全身の体温が吸収され、胃のなかでもろとも消化されるのだった（？）。
しかし北海道でも開花宣言がなされ、ようやく春が来た。これを書いている今は長袖4枚着ているが（説得力のなさ）、よく晴れた外は日差しもしっかり暖かく、シェイクにもよくお似合いなのだ。
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前置きが長くなりましたが、本日のシェイクでございます。
函館は赤レンガ倉庫から歩いていける距離にある「NK2FARM（エヌケーツーファーム） Shop＆Cafe」。
東北以北最古の手動式エレベーターがある「函館市地域交流まちづくりセンター」の向かい。坂の序盤にあって、そのまま登るとロープーウェイがある。
……こんな説明で大丈夫かな。地理的説明が大事って聞いたからさ（地理苦手マン）。
道産の生乳を含んだ「濃厚ソフトクリーム」をベースに、さらに函館産の牛乳を使った1杯。
濃厚ソフトクリームは乳脂肪分8.0%、無脂乳固形分10.0%と店頭看板にあった。それに加え、地元産の牛乳も使ったのがこちらのシェイクなのである。
ここだけの話……函館の牛乳は美味しい。
使用品種は知らないが、とりあえず私からは「函館牛乳」をおすすめしておきます。
（コクがありながらも飲みやすい。市内のスーパーだとセール時で200円くらい。調整や無脂肪に比べると高いけど、1本冷蔵庫にあるだけで安心できるよ）
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北海道生乳と函館牛乳が掛け合わされたシェイク、かなーり良い。
なめらか～～な口当たり、そしてスッと溶けていく。
ストローが太いのもあるかもしれないが、肺や口元を痛めずともスルスル入ってきてくれた。重たさがなく、かといって”ゆるゆる”でもない。意外と今までなかったテクスチャーかもしれない。
味は「バニラ味」と銘打つソフトクリームを使用しているだけあって、バニラ感のある甘さ。
しかし甘ったるさやしつこさはない。生乳・牛乳をしっかり使っているからかしらん……と門外漢ながら思うのだった。
飲み比べという勝手に己に課した使命に従ってバニラにしたのだが、店内に貼ってあったビーツ味には正直かなり惹かれた。
ビーツってまずないし、推し活的には絶対こっち（ピンク髪がいるので）だったよなあ、みたいな。
さらに！お店を出て改めて看板を見たら、入店時にはなかった貼り紙が追加されてて！桜味シェイクが出てたんだって！！
ねえ！！桜味好きなんですけど！！！こっちもピンク色だし！！！！
……ゴホン。
店員さんも溌剌としていて優しかったし、これはまたリベンジしないといけない。もしも時期を逃したとしても季節に応じたシェイクを出してくれそうな気もするし。あ、ということは、もしかしてかぼちゃ……？
経営している農場が、かぼちゃを生産していることを切に願う。
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