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ドリンクバーは「せっかくだから」が発動しがち


ドリンクバーを注文すると、少しでも得をしたいと考えてしまう。


ランチセットに元々ついていて、しかも割高に感じない……という場合であっても、「せっかくなら」という思いが発動する。

最低でも2杯は飲みたいし、それぞれ別の種類にしたい。そしてウーロン茶のようなどこでも手に入りやすいものよりも、「こんなのあるんだ」というレア感のあるものにしたい。

もちろんそこに「飲みたい」という気持ちがのるのは前提だが、例えばホットの抹茶ラテが飲みたくても、ホットのミルク系はお腹に溜まるから諦めようという思考にはなる。


つまり、そのとき1番飲みたいものが予選で脱落する可能性は大いにあるのだ。抹茶ラテはスティックタイプとかで比較的手に入りやすいし。1本から販売しているお店も見つけたことだし(にこにこ)。



***


とあるイタリアンカフェでは、何種類ものシロップが用意されていた。



お馴染みのメープルやチョコをはじめ、ストロベリーやヘーゼルナッツなどがプッシュ式のボトルに入っている。それをコップに入れ、任意のドリンクを注ぐとフレーバードリンクになるという寸法だ。



このシステムは初めてだったため、見た瞬間に「わっ、絶対やる!でもどれを使って何を入れれば良いのやら!ああ!」と脳内ではお祭り騒ぎ。一方、外側の私はボトルを見上げて一時停止状態である。

そういった人に向けてなのか、例もきちんと表示されていた。

カフェモカにチョコシロップを入れれば、より濃厚な1杯に。
あるいはストロベリーシロップにしても美味しいらしい。確かにチョコといちごは合うわよね。


「せっかくなら」カフェや市販の商品であまりお目にかからない組み合わせにしたいとも思ったが、結局チョコ×アイスカフェモカという安パイをチョイス。しかし、チョコチョコしくて甘くて、大変美味だった。



***

1杯目にして大当たりを生み出してしまった(例のとおりなんだよな)。

これをリピートしてもいいくらいなのだが、まだ試せていないシロップは何種も残っているし、ベースとなるドリンクだってココアやカフェラテ、ホットミルクだってある。

ここはおかわりという安定択ではなく、まだ見ぬ大大大当たりを探しに行こうではないか。


  • ・2杯目(キャラメルシロップ×カフェラテ)→うーん、1杯目のほうがよかったか。

  • ・3杯目→満腹で飲めず



……ドリンクバー、向いてない!



しかし、聞いてほしい。メインであるスパゲティ1人前は完食できたのだ。
普段食パン1枚一辺倒の私にしては大健闘と言っていい。いいぞ、その調子だ。千里の道も一歩から、二兎を追う者は一兎をも得ず、である。


それに、こう考えることもできる。

あのお店に再び行く理由ができた、と。


今回は2杯とも、ある程度予想がつく組み合わせにしてしまった。それにストロベリーシロップを使えなかったのが、なぜかずっと気がかりになっている。「カフェモカの組み合わせ、まだ試していないじゃない……」と、もう1人の自分が折に触れて主張し続けているのだ。わかった、わかったってば。


次回の目標は3杯。しかし万が一のことを考えて、1杯目にストロベリーシロップを使いたい所存である。





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