カバンの中の食料

カバンに食料を忍ばせるようになったのたが、それだけで心の余裕が違うような気がしている。いざというときに食べられるものがあるってこんなに安心するんだな……。

出かけるとき用のには1つ、仕事用にはその時々お腹具合に対応できるよう2〜3種類入れるようにしている。複数を維持できるかは謎だが、うち1種はラムネなのでなんとかなると思っている。

先日職場のかたに「華奢だから、糖分をこまめにとらないとフラフラしちゃうんだろうね。」と（肯定的な雰囲気で）言われ、こまめな糖分補給は今の私にとって半ば必須なことなのだと安心した次第。パフォーマンス力維持のため、糖分摂っていくぜ！

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しかし職場用はさておき、お出かけ用は意外と活躍の場がない。

というか、緊急事態という強めの「いざ」を想定していることもあり、忍ばせっぱなしなのだった。

そんな乾パン的な役目を担ってもらっていたお菓子が、このたび賞味期限を迎えた。なので、大手を振って食べていきたい。

ブルボン「濃厚チョコブラウニー」

学生時代、購買で買っている人をよく見ていて、美味しそうだなあと思っていた。

しかし、『みんなはこれをカロリーメイトような使いかたをしているのかもしれない。そうなると普通に食事をしている私にはカロリー過多。スイーツとして食べるとしても、全固形はハードルが高いしアイス食べたいし……』と悩んでいるうちに4年過ぎてしまったのだった。

卒業後も状況は変わらずだったが、ある日スイーツ好き仲間の友人が偶然これをくれたのである。

私と濃厚チョコブラウニーの長年にわたる確執（ではない）を知っていたわけではなく、単に「私が好きそう」という理由で。友人よ、正解です！

（今になって思ったけど、もらいものを賞味期限まで食べないのはマズかったかな。でも好きな人からのプレゼントがカバンの中にあるって安心要素の一つでもあるから、許してほしい‥‥‥）

パッケージよりもチョコの幅大きくない？？

スイーツは、”濃厚”や”どっしり”に惹かれがちな私。

その2つが重なったところ、ベン図でいう「共通部分」に、このブラウニーはきれいに吸い込まれていった。

めちゃくちゃうまい。美味しいというか、”うまい”やつだ。

ゴロゴロと入っているチョコチップ、下半分をコーティングしているチョコレートが口の中を濃厚なチョコの世界に誘う。

そして主役のブラウニー生地は、ほろほろ＆しっとり。

こういう類のお菓子は生地が軽すぎることがあるため毎回ドキドキしながら食べるのだが、このブラウニーに関しては杞憂に終わった。

物足りなさは皆無。かといってクドさもない。チョコチップやコーティングといった純粋チョコに合わせた完璧調整だったと思う。

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これでお出かけバッグの食料がゼロになってしまった。

次は自分で補給しなければならないが、ひとまずブラウニー固定でいいかもしれない。日持ちするし、10%増量していない通常版がどういう感じかも気になるし。
　

ひとつ問題があるとすれば、思った以上に好みだったがゆえ、我慢できずに家で食べてしまうかもしれないということくらいだろうか（それなら家用にも買っておけよ）。