えいえいおーってなんやねん、まあ気合い入るけど

朝から家の中の、置き場所が決まっていないものたちに住所を与える作業。
自分はリーダーには向いていないと自負しているので、動かぬものたちといえど彼らに指示を与えるなどストレスでしかない、その責任は全て自分が負うやなんて、ほんまに？
責任問題はさておき、とにかく段ボールから出す、仕分ける、しまう、の作業が苦行すぎて全部捨てたろかな、の気持ちになるが全部捨てたら生活になり得ないのでとにかく美しくなくともとりあえずの形を作る。
美しさ？そんなもん後からついてくるんじゃい、知らんけども、とかなんとかぶつくさ言いもって。
ものが散乱して言葉の通り足の踏み場もない状況にやっぱりちょっとくじけそうになったので、リーダーらしく、声出していこう！と叫んで、えいえいおー！と天に拳を掲げるも虚し。
飯も食わずパジャマで起き抜けのまま、おもむろに作業を開始したのが9時半、ひとまず片付いてる風になったのは14時半。
その後、辛い麺をガツガツ食うて昨日コールスローの汁で汚れたうわっぱりを風呂場に持ち込み足でふみふみ洗い、せっかくなのでとしばらく洗っていなかったセーターもふみふみ洗う。
水を含んだうわっぱりの重いこと重いこと、思わずアー！と声を出し重ビショアウターを洗濯機まで小脇に抱えて猛ダッシュ、ラガーマンが憑依、ここは花園かな、と思わせる勇ましさ、それやったらさっき片付け名人が憑依してくれた方がなんぼかよかったんちゃうんか、おい、とは思う。
脱水をかけながら、すすぎが甘かったらどうしよう、と頭によぎるがそれはもう仕方なし、くせぇ女として生きていくのみである、わたくしがいる時に何か臭うぞ、と思っても、あ、すすぎね、すすぎが足りひんかったんやね、コールスローのね、それはしゃあないね、大変やったね、と思っておいてくれ、もう、なんでもええねん、いや、なんでもええとは思ってないねん、どうしよう、どうしようもねえだす、わーん。

絶対に家から出ないと決めたものの、買い足さねばならぬものがありすっぴんで出かける、パン屋で今週のぶんの食パンをば。
ぼんやりして5枚切りを買うところ8枚切りを買ってまう、これはもうサンドウィッチの妖精が、具を挟みなよ、と言うていたずらしてるとしか思えないね、あはは、いや、絶対にただのもうろく、妖精のせいにするのはただのゆるふわ厄介者、気をつけます。
昼間食べた辛い麺のせいで腹もなんか痛いし、パンは間違えるし、体もガチガチやし、もう、俺はいやだ！と急に絶望、ただのボリュームのある愚鈍なガッチリ体型なのでせめて痩せたい、ヒステリックであってもせめてメリハリグラマーに、と思い家に帰って悪あがきのストレッチなど。
ぬく茶、がぶのみ。腹チャプ。