ゲンフウケイMV覚書
アカネが「苦しくもがくことをやめた」のは、2022年3月23日。その前にある「いつ暇?近況報告会しよ!」に対しての返事を為されていないので、この頃からアオイは辛い思いをしていた可能性が高い。
2022年3月23日、アカネが「地元に帰ること」を伝え、「まだ音楽やるの?」という問いかけに対し、アオイは自身の夢を描くために「私“は“やるよ」と答えた。
しかし、約1年半後の2023年10月21日、アオイはアカネへのメッセージとして、「私も帰ろうと思う。そっちに」を送る。アオイも遂にもがくことに限界が来て、「“青“に染まっていた 海の景色はもう見えな」くなった。
アカネは少し悲しそうに、「そっか」と返信。
ここ地味に、先程のカットでは見えなかったトーク場面の上にある、「レーベルついた! 嬉嬉嬉嬉」に対して返信していないのを見るに、自分が上手くいってないのに親友に先を越されてしまった劣等感とか、そもそもメンタル的に未読ということも、忙しいとかも色々あって、という感じ。
でも、私より上手くいってたのに、なんで音楽やめちゃうの。みたいな感情はあったと思う。表情を見るに嬉しくも悲しくもない、みたいな感じだったし。でも、「私はやる」と。
この曲のMVだからこその、あらかじめ用意された筋書きではありますが、「君と出会えた事で~~~」の後に差し込まれる、挫折→親友の言葉→立ち上がるという経緯(ざっくりだけど)をバスの中で思い出し、今自分が体験したことと、幸祜ちゃんが歌っている「ゲンフウケイ」の展開になり、共感して涙を流しているんじゃないかなぁって、そんなふうに思います。
アカネの言葉。アオイを染めた言葉、それは「好きなものまで嫌いにならなくていいんだよ。」
青色の彼女は茜色の言葉を胸に、その言葉と混ざりあって、やがてその色は紫になった。つまりは、幸祜ちゃんなんだ。
だから、茜色(赤)はきっと、幸祜になる前に音楽を共にしていた仲間たち、playerの想いを表した色なんじゃないかと。思い、ました。ハイ。
全部最高なのでマジで見ろ。実写MVなの本当に嬉しい。もっと色んな人が聴いてくれると思うし、実写だからこそ伝えられるものがあると思う。今回はactor2人のやり取りなんて特に。
みんなの感想や考えもぜひ聞かせて欲しい。
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