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へっぽこぴーりーまん書紀【番外編】

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社会人失敗体験記 へっぽこぴーりーまん書紀の番外編 ふと思い出したエピソード、雑記などをまとめています。 本編もぜひごらんください。 https://note.com/zanet… もっと読む
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へっぽこぴーりーまん書紀〜2社目編 〜番外 佐那河内さんとの思い出

※固有名詞はすべて仮名です。基本的に敬称は略です。 初めての女性営業マン 2社目に入った当初。関西の時代の話。 関西とはいえ、東京本社に何度か出張することがあった。 佐那河内(さなごうち)さんと出会ったのは、入社直後の社内会議での出張。会議後に設定された飲み会でのことだった。 佐那河内さんは入社2年目の女性。大阪出身。2社目で初の女性営業マンだった。東京本社に勤務していた。 留学などをしていた関係からか、社会人歴はボクより2年浅いが同い年だった。 ボクも大阪出身で学区ま

へっぽこぴーりーまん書紀〜2社目編 〜番外 自己啓発〜コーチング

コーチングとの出会い。 東京に赴任してから。いくつかの「意識高い系」のことに取り組んでみた。 その中で、最も多くの時間を割いたのがコーチングだった。 東京にいる高校の同級生が、コーチングを学び実施していた。その練習台(被験者)になったのがコーチングとの出会いだった。 彼のコーチングはアドラー心理学の目的論をベースにしたものだった。 コーチングというと、一般的にはプロ野球のコーチのように技術面などをアドバイスするコーチングが思い浮かぶ人も多いと思う。 ボクが受けたコーチングは

自己啓発失敗例①〜アファメーション

アファメーションとは アファメーションという言葉をご存じだろうか。 良く自己啓発本などで取り上げられているが、概要はこうだ。 アファメーションは、自分に対する積極的・肯定的な宣言。 具体的に言うと、「自分はできる」とか「自分は成功する」とか肯定的な言葉を繰り返し唱えることで、自分に暗示をかける。 大体の自己啓発本で言われていることは、意識は①顕在意識(普段意識していること)、②潜在意識(無意識)の2つに分かれる。 顕在意識よりも、潜在意識の領域が非常に大きい。 アファ

へっぽこぴーりーまん書紀〜番外編 学生の時の学習スタイルを振り返る

ボクの失敗と、学習スタイルを考える ボクは高校のときの担任の先生との出会いがあり、それまでの自分では到底合格が考えられなかった4年生大学に現役合格。入学した。 偏差値でいうと30以上上昇した。 とまあ、これを取り上げても全く面白くない。 なぜなら、この成果はボクが生まれながらに備わってる学習スタイルではなく、人から学習方法の多くを教わり後天的に伸ばした。他力で引き上げてもらったものだからだ。 ボクがへっぽこぴーりーまん書紀で書いているように、多くの仕事の失敗などを犯し、泥沼

死んだら…

妻の叔父の死 先日、妻の叔父が亡くなった。 葬儀に参列した。 企業人としても影響力のある地位に就任していた妻の叔父。 親族だけで葬儀は静かに執り行われた。 65歳。あまりにも早い死だった。 火葬。納骨。いくら着飾っていても、名誉を手に入れようと、美男美女でも関係なく、さいごは一片の骨になる。 見詰めていて諸行無常という言葉が頭を過ぎった。 語られない人生 葬儀がおわり、同時にこんなことも思った。「妻の叔父は、日頃どんなことを考え、どう立ち向かっていったんだろう」 と。

傷付いたとき〜名田庄村

今日は自分語りを1つ。新卒2年目だったろうか。仕事がハードで、上司からもよく叱責されていた当時。恋もうまく行かずでもう何か全てが嫌になったことがあった。転職サイトなどをあさりはじめた時期。ふとした時に、「田舎暮らし体験してみませんか?」という広告が目に止まった。福井県の過疎地域。名田庄地区が就農で若者を居住させる目的で土日2日で泊まり込みのイベントをするのだという。「都会の喧騒にはつかれたし、田舎で暮らすのもありなのかも。」心が疲れ切っていた私は応募して、一人で参加することに

へっぽこぴーりーまん書紀〜余談〜負け続ける理由の考察

■負けの研究 ●阪神タイガース プロ野球の阪神タイガースが、今年2022年。負けに負け続けている。 下記のように敗戦のワースト記録が4月現在ずらりと並ぶ。 開幕から9連敗:セ・リーグワースト記録 開幕13試合目で借金が二桁 ※セ・リーグ史上最速 開幕15試合目で借金12 ※2リーグ制後史上最多  勝率.063(1勝15敗1分) ※史上最低記録 開幕17試合で1勝 ※史上初のワースト記録 ●自分のことと照らし合わせて 「こんな負けるなんてアホやろ!」 「監督や

へっぽこぴーりーまん書紀を書く理由〜「成功」法則に違和感をかんじて

成功法則が溢れているが…  You Tube、書籍、セミナー… ビジネス、スポーツ、趣味、スピリチュアル、交友… 世の中にはありとあらゆる「成功法則」が溢れている。 本屋さんに行けば、ベストセラーには「成功法則」。 You Tubeを見れば、ドヤ顔での成功法則語り、肩書が並ぶ。 具体的な根拠が挙げられている成功法則も多い。人はそれに引きつけられる。何を隠そうボクもそのひとりであった。 成功法則を読み、見ても… そして何を隠そうボクはそれを実践しようとして、失敗し続けてき

へっぽこぴーりーまん書紀〜余談〜ボクの生い立ち①

(→本編から) ボクの生い立ちを語っていなかった。 ちょくちょく余談として、語っていこうと思う。 簡単に書いておこう。 1983年生まれ。大阪市出身。下町育ちである。長男。共働き家庭。公団住宅に住む。豊かな暮らし向きではなかった。 Mizunoto-iは癸亥(みずのとい)からで1983年の干支から取った。 幼少期 幼少期は引っ込み思案なところがある子供だった。母が虚弱体質、かつ父(ボクからみた祖父)にネグレクトされて育ったこともありその影響が子育てに出ていたと思う。 ま

へっぽこぴーりーまん書紀〜余談〜自己分析

自己分析 新卒の就職活動のとき自己分析をした。 A4 60ページ程度の自己分析ファイル。今も手元に残っている。 絶対内定という本をベースに行ったもので、自分の価値観の源泉にあるものを掘り下げていったり、個々の成功体験、失敗体験を詳細に掘り下げていったりとチカラの入ったものになっている。 当時、かなりボクも熱を入れて実施したことを思いだす。 他己分析 その自己分析の項目の一つに、他己分析という項目がある。 他己分析とは友人や知人に自分の長所、短所について意見をもらう。 そ