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Garnet and Tanzanite mother's ring

第二子を出産した記念に、とご依頼いただいたマザーリング。第一子は1月生まれで、ふたり目は12月生まれ。出産後間もない、昨年のクリスマスに、ご自分へのご褒美も兼ねて、とご連絡いただきました。

その後に元日の地震。被害はなくても、余震など不安を抱える中での育児の日々を過ごすなかで、指環のあれこれを考える時間もちょっとした気分転換、楽しみを持つ時間になれば、とやり取りを進めていきました。指環のお渡しとなった後、無事に生後100日のお食い初めの日を迎えられ、すこやかに成長する様子に、私たちも明るい希望をいただく思いとなりました。

右手薬指にずっとつけるというこのマザーリングは、ふたりの子供の誕生石、ガーネットとタンザナイトを仲良く並べて、素材は10金のイエローゴールド。結婚指環と婚約指環のデザインとシンクロするようにリング部分にミル打ちを施しました。

おなかの中にいた時から、愛しさが育って、家族の記憶がひとつずつ増えていく喜び。赤ちゃんの屈託のない笑顔が、家族を明るく照らし、それだけで今日が輝いて見えます。晴れた日も雨降りの日も、お母さんの手のぬくもりがこころにすくすくと育ち、大きな糧となりますように。

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