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20071201 真の間抜け

 最近、web上の掲示板などを読んでいると日本語の文書中で外来語というか、英語を片仮名で表現する人が非常に多いことに気付いた。日本語としてその意味を表す言葉があるにもかかわらず、わざわざ英語で書いている。かなり前に、「青色」という日本語があるにも拘わらず、「ブルー」と言う人が多いのは残念だと書いたことがある$${^{*1}}$$。築き上げてきた文化を自ら放棄するようで大変惜しいような気がする。

 しかし最近は残念だとか惜しいというのを通り越している。例えば目に付いたのは「リコメンド$${^{*2}}$$する」という言葉だ。「あの人がリコメンドした」「ユーザーのリコメンド」とか書いている。阿呆$${^{*3}}$$かと言いたくなる。何故わざわざ「薦める」や「おすすめ」という言葉を英語に直さなければならないのか。「リコメンドする」と「薦める」とでは短縮にもなっていない。

 こう言う言葉を躊躇することなく書けてしまうのは、その人が真の間抜け$${^{*4}}$$だからだろうか。それともweb上では匿名だから何とも思っていないのだろうか。

*1 19991220 印度人もビックリ
*2 リコメンド+レコメンド - Google 検索
*3 20000606 thとy
*4 20031018 バカについて

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