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昨日の夜どうやって寝たか

昨日の夜、いろんな考えごとが頭の中でぐるぐるぐるぐる回って、「あ、これはちょっとしんどくなっちゃうやつかもしれない・・・」と不安になった。ちょっとしんどくなっちゃうやつ、というのは寝る前にネガティブ思考が止まらなくなって、なかなか寝付けなくなってしまうということ。朝まで寝られないということはないけど、深夜2時とかまで寝れなくなって、そうすると次の日は目と頭が重くなって、まず午前中は使いものにならなくなる。「明日もやりたいこといっぱいあるのに・・・」とそのことを考えると、さらに気持ちも落ち込んでしまう。

こうなった時にしたくなってしまうことは、かずさんにLINEをするか、兄弟に電話してみるか、友人に電話してみるか、なんだけど、かずさんはもちろん仕事中だし(それでもいつもLINEするけど)、電話をかけ始めるには夜も遅かったし。
そこまで考えたあと、なぜか昨日は「よし、実験しよう」という気持ちになった。気持ちの浮き沈みグラフでいうと、ずーーんと下の方にいたのに、そんな気持ちになるのは珍しい。でも、昨夜はその状況に陥ってる自分も含めてもっとしんどくなったんだと思う。夜に「ちょっとしんどくなっちゃう」ことはたまにあるけど、それは仕方ないとして、そこから自力で抜け出してさっさと寝る方法を見つけたかった。

まず、iPhoneでインスタを開くのと、YouTubeを開くのはやめようと思った。いつもは寝れないとついつい開いてしまうけど、「今日は違うんじゃない?」と自分を説得したら、あっさり見たくなくなった。それで、わたしは今何がしたいか考えたら、やっぱり誰かと話したいと思った。でも、じゃあ何を話したい?と自分に聞いてみたら「今考えていることは話したくない」と思った。そうか、じゃあ人の声を聞くのはどお?と聞いたら「それがいいかも」と思った。

そういうわけでポッドキャストを聴くことにした。いつも作業中に聴くポッドキャストが、ざっと10番組くらいある。その中から選ぶことにする。新しい番組じゃなくて、いつも聴いている番組から選びたいと思った。それは「いつも聴いている声」は家族とか友達じゃなくても、なんだかとても安心できるから。(これ、前に書いた記事の、生徒が言っていたことと一緒かも)
いくつかまだ聴いていない最新エピソードがあったので、なんとなく選んで再生した。それで、ベッドの上に座って、iPhoneはちょっとだけ遠くに置いた。すぐにさわれないように。

いつもは作業をしながら聴くけど、そのお話に集中して聴いてみる。壁に貼ってあるお気に入りのポスターをなんとなく見つめながら。言葉がするする入ってくる感じがあった。そのお話の中にすぐ入っていけた。少し聴いていると、ちょっと心が落ち着いてきた。
枕を抱えながらごろごろし始めた。そうしていると自然とストレッチがしたくなって、ベッドの上でなんとなく始めた。すると、ものすごく気持ちがいい。肩とか、腰とかを伸ばしてみると、本当に気持ちがいい。
ポッドキャストの声を聞きながら目を瞑ってストレッチをしてみた。どんどん体が解放されていく感じがあった。ほぐれていってる。いろいろ考えすぎて、心がかたくなっていってたんだな〜、体も一緒に固まっていたんだな〜とそこで初めてわかった。体の力が抜けてきて、またもう1段階、心が落ち着いた。

この辺でなんとなく寝れそうな気がした。電気を消して、ポッドキャストは1時間で消えるようにタイマーを設定して、布団に入った。横になってからもストレッチを2ポーズくらいした。

そして、それからのことは覚えていない。だからそのあとすぐ寝れたんだと思う。ポッドキャストのエピソードを最後まで聞いた記憶もない。だから「よし、実験しよう」と思ってから20分以内には寝れたんだと思う。いつもはだいたい2時間は寝れないから、これは快挙だ。


今朝、いつもより早く、とてもすっきり起きれた。昨日考えていたいろいろのことは、思い出せるけど心はざわざわしなかった。頭の中の「もう考えるのいいや」のボックスに入った感じがある。思った以上にさらっと「寝れなくなったらどうしたらいいか」の実験が成功したみたいだ。

今ふと気づいたけど、昨夜ポッドキャストを聴き始めてからは、それまで頭を悩ませていたことについて考えていなかったんじゃないかな。思考がぐるぐるし出した時、「そのことを考えるのやめる」は難しくても「別のことを考える」はできるのかも、という仮説が立った。
でもまだ仮説なので、このことについては引き続き実験をしていくこととする。


でもとにかく、昨日の入眠の仕方が本当に気持ち良かったから、たとえ今夜普通に寝れそうでもまた同じようにやってみようと思う。


おしまい。
今日も気持ちよくスタートできました。

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