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個展までの日々②

2020.8.14

試作したバッグを持ってお買い物。
わたしは使ってわくわくするもの、使っていくともっと可愛くなるものを作りたいと思っています。
自分や家の風景になじむかどうかもとても重要です。

2020.8.15

わたしは今、とある団地に住んでいます。すべて和室の3DKにひとりで住んでいます。1部屋は"アトリエ"として使っていますが、クーラーはリビングにしかないので、暑すぎるとき、寒すぎるときは、リビングがアトリエになります。リビングからは、夕方いつもきれいな空をながめます。毎日ちがう空を、ぼんやり見ているとき、心の底から「幸せだなあ〜」と思います。
他には何も考えません。そのときは本当に「幸せだなあ〜」だけで心の中がいっぱいです。

2020.8.29

「手をつけ出したら、でき上がるまでかなりかかるな…」とビビりまくっていたウォールポケット。前日の『スッキリ!』に出ていたNiziUのあやかちゃんの
「わたしは、一度決めたことは、必ずやり遂げます」という言葉にハッとさせられる。というわけで、わたしも!「ウォールポケットつくるって決めたから、やるぞー!」という感じで着手。
やり始めると楽しいんですよね。

2020.9.20 (おわりに書いた文章)

「個展やってみない?」と声をかけてもらったのは、今年の5月ごろでした。
merryという屋号でわたしのしたいことをやってみようと思ったのが、2月の終わりで、それからコロナで世界中が大変なことになりました。

どうなるかはわからないけど、「やってみたい」と思いました。
まさか自分が個展をするなんて思ってもみなかったことだけど、自分の良いと思うことをやってみて、表現してみたい。
全部1から自分で考えてみて、つくり出すということをしてみたいと思いました。

カレンダーづくり

やってみてわかったことですが、ものづくりは自分と向き合うことでした。
自分がしたいこと、作りたいものが考えの出発点。
そこからアイディアや、こだわりとか、好きな色とか、素材とか、故郷とか、だれかの笑顔とか、空想とか、妄想とか・・・
自分で意図しなくても、頭の中で枝葉が広がっていきます。

(本当に個展なんてできるのか…?)は思ったことNo.1です。笑

とにかく何回もお茶タイムしていた気がする

わけがわからなくなったり、苦しくなったり、ざわざわしたり、でもやっぱりつくることが好きだ!と叫びたくなったり、ほんとうにほんとうに、自分対自分の戦いを毎日しました。笑
パートナーであるかずさんには、何度話を聞いてもらったことか。
友人や兄弟の言葉、インスタのコメントなど、周りの人たちの温かさに何度励まされたか。

個展までの日々は大変だったけど、間違いなく充実の日々でした。
手を動かせば動かすほど発見があり、学ぶことができました。
失敗したものからも学びは山ほどあったし、アイディアがもっともっとふくらみました。

奇跡みたいなことや偶然の産物によってガッツボーズをしたこともありました。

個展ができることになって、ほんとによかったです。
個展までの日々がわたしを大きく成長させてくれたと思います。
みんなに感謝したいし、自分を褒めたいです。

=ありがとうございました=

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