頭痛に苦しむ子供たち
数年前まで私も頭痛持ちでした。
頭痛に苦しむ子供でした。
頭痛との戦いは小学生の頃からでした。
そこから約10年苦しみ続けました。
だから気持ちがわかるんです。頭痛に苦しむ子供たちの気持ちが痛いほどわかるんです。
常に痛みに脅えていました。
誰かに内側から殴られるような痛みだったんですよね。しかも強く早く殴られるような感じ。本当に痛くて苦しいんです。身体を起こしていられないんです。
常に天気予報とにらめっこでした。
気圧が下がると頭が痛くなることに気づいたのは小学校高学年のときでした。そこから天気には敏感になっていました。雨の日は他の人よりもより憂鬱でした。
計画は頭痛ありきでした。
どこへ遊びに行くっていう計画も頭痛があることを前提として計画せざるを得ない状態でした。予定を立てるのも一苦労でした。
薬を常に飲む日々でした。
まだ若いのに、鎮痛剤を常備して、飲みすぎで効かなくなってしまって…
それが当たり前の日常を送っていました。
それよりも何よりも自分が頭痛で思い通りに動けないことを周りからどう見られているかが不安で不安で仕方ありませんでした。
サボっていると思われたらどうしようとか私だけずるをしていると思われたらどうしようっていう気持ちが本当に強かったです。
頭痛のある子供たちは色んな感情を抱いていると思っています。私がそうであったように。
どうかその子達にあった頭痛治療が見つかりますように。
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