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フリーランスの私が屋号を持たない理由

私はフリーランスとして活動していますが、法人化していませんし、屋号も持っていません。「財前 雄太」という本名で仕事をしています。

法人化しない理由についてはフリーランスの私が法人化しない理由で書いたので、今回は屋号を持たない理由を説明します。

※屋号を持っているフリーランスの方を批判する意図はありません。


飾りの無い「個」を出したかった

「背景はない」生き方が好きという記事でこんなことを書きました。

(略)私は経歴とか肩書が好きではない人間です。経歴や肩書などの飾りを取り払った裸一貫、根無し草のような生き方が好きなのです(略)

この考えを元にすると、屋号も「飾り」になります。極力「飾り」を取り払って裸一貫になりたい私は、屋号も名乗らないことにしました。

屋号よりも本名のほうが目立つ

率直にいうと、一番の理由はこれです。

「財前」というのは大分県ローカルの苗字(財前美濃守という豪族の子孫らしい)なので、東京や大阪だとまず見かけません。それに加えて、山崎豊子『白い巨塔』の財前五郎のイメージが強いため、非常に覚えてもらいやすい苗字です(2003年のドラマをきっかけに、「財前教授」と呼ばれることが爆発的に増えました)。『白い巨塔』は古典的な名作で、定期的にドラマ化されるので、時が流れても忘却されづらいのもありがたいことです。

フリーランスになることを決めた2019年4月、一瞬だけ屋号を考えたことがあったのですが、どんな屋号にしても「財前」より目立たないことに気づきました。それ以来、屋号を名乗ることをやめています。


私のフリーランスの仕事については下記の記事をご覧ください。

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