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選手とマネージャーの関係

気温が低過ぎたり、雨やら雪が積もったりしてなかなか外へ走りに出ることができずにいた。

週末はソリ滑りができたり、池の氷が凍結するくらい寒くて雪も積もっていたのが今週始めから急に気温が上がり、ようやく走れる状態に戻った。

あまり体調は優れないが、敢えて外に出て走ってみる。これが意外と効果があったりもするからだ。また日にちが空いたせいで3キロ走るだけで精一杯。それでも3キロ走れたのだからヨシとしよう。

スピードも心拍数もあまり変化はなし。走った後の足の痛みもそれほどひどくはなかったのでホッとする。筋トレとストレッチはいつも以上に丁寧に時間をかけて行う。

ただ、その後がいけなかった。とにかく疲労感がすごくて、また終日眠かったからだ。昼寝をすればいいんだけれど、息子が帰ってきたり、かと思えば娘が帰ってくるというタイミングでオチオチ寝てもいられない。平日なんてこんなものである。昼寝というより寝るんだったら朝に二度寝するしかない。

サッカーに行く前に日本語学習の時間を10分ほど取ってもらう。「ほら、ここに書いてある3つの文だけでいいから視写やっといて」。音読はご飯のあとだというので、さっき3分だけやってもらった。ここまでコンパクトにすれば毎日続けられるかもしれない。習慣化さえできればこちらのものである。

クリスマス休暇中にテスト勉強を頑張ったおかげで、前回のテストより評価が上がっていた。それは嬉しそうにして報告しているので、「いやいや、前回も今回くらい頑張って欲しかったぞ」と思ったけれど、それについては敢えて言わずにおいた。とにかく何でもスタートが遅れるタイプなのである。

やればできる、という体験をもっと増やすことができれば、もっと自分から進んで勉強するかもしれない。そんなことを思いつつここまできたが、これまた性格なのでなかなかこちらの意図するようにはいかない。育児もある種、持久走みたいなところがある。

その子にあったペースと疲れ過ぎない量の見極め。いかに楽しくモチベーションを保てるのか。親ってマネージャー兼広報担当なんだよな、と思うことがしばしばある。広報担当、いわゆる担任との保護者会やら親同士の交流なんかがそれに当たる。とはいえ、広報活動は最低限しかやってはいないのだが。

選手とマネージャーの関係のように、親子も「この人に任せとけば大丈夫」という信頼関係がないと成り立たないのかもしれない。もちろんそれだけではないのだけれど。

そんなわけで、今月もよろしく頼むぞ、息子よ。マイペースな娘は学校が休みだったので、プレゼンの準備のためにクラスメートの家に出かけ、空手の時間に帰宅、今からまた友人の家に泊まりに行くんだそうだ。お姉さんの方は自立するのがかなり早そうである。

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